LINE株式会社はLINEのAIアシスタント「Clova」などで培ってきたAI技術を外部企業向に向けて展開していく「LINE BRAIN」事業を始動。チャットボット技術「LINE BRAIN CHATBOT」、文字認識技術「LINE BRAIN OCR」、音声認識技術「LINE BRAIN SPEECH TO TEXT」の販売を順次開始すると発表しました。

LINE BRAINについて

LINEはこれまでにAIアシスタントの「Clova」をはじめとしてコミュニケーションアプリ「LINE」や各サービスにおいて深層学習をベースとした様々なAI技術の開発、搭載を進めてきました。

「Clova」ではスマートスピーカー等に搭載し、音声操作だけで天気予報や音楽の再生、LINEメッセージの送受信が可能です。それらの機能を動かすには音声認識や音声合成といったAI技術を使用しています。

LINE公式アカウントにもなっている「LINEかんたんヘルプ」ではチャットボット技術を活用してAIが素早く回答することを実現しています。

LINEのトークルーム内、グルメレビューアプリ「LINE CONOMI」では画像やレシートの文字をカメラで読み取ることにより自動でテキスト変換される文字認識技術が使われています。

さらに、「LINE BRAIN」で保有する音声認識、チャットボット、音声合成の技術を組み合わせることで電話でのAI自動応答を可能にすべく開発も進めています。これにより、コンタクトセンターやレストランなどの電話予約への応用など、様々な場面で電話応対の自動化が期待できます。

販売メニュー

本年7月よりチャットボット技術、文字認識技術、音声認識技術の提供を順次開始します。

■LINE BRAIN CHATBOT

LINE公式アカウントなどと連携して利用できる「自然言語を理解し、応答する技術」です。対話形式により目的達成をサポートします。FacebookやWEBチャットなどLINE以外にも対応が可能です。顧客からの問い合わせ対応、社内FAQ対応などに活用が期待できます。

■LINE BRAIN OCR

国際会議で世界最高水準の認識精度を誇る「画像内の文字や文章をテキストデータへ変換する技術」です。写真やスキャンした印刷文字、スクリーンショット内の文字を精度高く認識します。申込書、請求書、注文書などの登録や領収書の日付、品目、金額などの読み取りなどに活用が期待できます。

■LINE BRAIN SPEECH TO TEXT

電話やVoIP経由での音声通話にも対応した「人の発話を文字に変換する技術」です。コンタクトセンターにおけるリアルタイムの音声自動応答やバッチ処理での長文書き起こしにも応用が可能です。コールセンターにおけるオペレーターの支援、動画メディアの文字起こし、議事録の書き起こしなどに活用が期待できます。

パートナーについて

AI技術の開発、改善などを共同で進めていくパートナーも決定しています。画像認識技術等ではスカパーJSAT株式会社、伊藤忠商事と協業基本合意書を締結しています。

音声認識技術等ではDialpad, Inc.と共同開発に関する覚書を締結しています。