小学館集英社プロダクション(ShoPro)とAutomagiは、デザインチェック業務での色変換・色指定業務を効率化する画像ソリューションの実証実験を共同で実施し、社内テストで変換精度98.1%を達成しました。

実証実験の背景

ShoProとAutomagiは、色変換・色指定業務において、効率の良い業務フローの構築を目的とし、目視による色の確認の手間、記録作業を半自動化する色変換・色指定業務効率化の画像ソリューションの検討を進めていました。

ShoProでは、近似値指定業務を目視により実施しており、業務負担が課題として挙げられていました。

そこで、アニメに使用された画像素材などからRGB値を自動抽出し、ShoProが社内で使用している標準色カラーチャートに収録されている色へ自動変換し、変換された色の近似色も候補として表示することでより高い精度での色変換を実現するソリューションをAutomagiが開発しました。

実証実験について

実証実験は、2018年11月から2019年3月まで実施。社内テストで変換精度98.1%を達成しました。色変換・色指定業務はキャラクターによっては数分かかっていましたが、数秒で瞬時に判断できるまで短縮されており、10倍以上の効率化となっています。ShoProでは、これらのシステムを利用し、目視に加え色変換・色指定の自動判定を参考にすることで、監修業務での質を向上していきます。

ShoProとAutomagiは今後、ソリューションの管理画面の機能拡充や、現場での業務フローを加味した設計・開発を行い、商用導入を目指します。また、これまでAutomagiが培ってきた深層学習(ディープラーニング)による画像認識の技術やノウハウと画像処理技術をもとに、様々な業務の自動化、高度化の取り組みを両社で推進していきます。