11月30日(土)に開催される『一冊会サミットvol.1「メディアのミライ事業戦略」with Media Innovation Academy Sponsored by pasture』にて、株式会社エフエム東京 経営戦略室専任部長 杉本 昌志 氏にご登壇いただきます。

福岡県久留米市生まれ。1998年、株式会社エフエム東京入社。企画営業、営業管理、ライブ&コンサート企画、などを経て、2013年より新規事業開発に携わり、経営企画業務を中心に資金調達等を含むコーポレート全般を担務し、関係会社の経営企画室長、取締役を兼務。その後、営業推進管理部門長、デジタル事業部門長等々を経て、現職。

今回のテーマが「メディアのミライ事業戦略」とのことで、メディアの未来像、メディアの課題、そして、どのようにしてその未来をつくっていこうとされているのか、お伺いしました。

–––杉本 昌志 様の描くメディアの未来像について教えてください

人間の認知には限界があることを考えると、”メディア”的な機能が無くなることはないと思っています。役割や位置づけ、意味合い等を変えながら、メディアは再構成を重ねて行くことでしょう。直近では、メディアは、より身体性を高めて人間の五感に寄り添ったものに変容していくと考えています。これからのメディアは、コミュニケーションのその先までを内包していくものになると思います。

–––現在のメディアについて思うこと、課題について教えてください

デジタル化によるメディアの民主化は、多種多様なメディア的なものを生みました。 人間の認知をこれまで以上に急速に拡張し、これまでの概念では包みきれないメディア的なものも増えました。メディアの価値は、リーチからエンゲージメントに変わりつつあると感じています。ただ、価値の移行過程にあって、大半のメディア関係者のマインドセットとビジネスモデルの変革が追いついていないと感じます。

かたまりに見えていたマーケットが、真の姿である個々人の集まりとして、突如、立ち現れたことへの動揺も致し方ないとは思います。メディアに欠けているが、メーカーには当たり前にあるR&D機能を強化しつつ、アフターデジタルにおけるユーザーの体験価値の最大化に歩みを急ぎで進める必要があると思います。

–––ご自身ではどのようにそのメディアの未来を作っていこうとされていますか

そもそも業界の境目がなくなってきている現代において、業界という概念そのものに意味があるのかというのはありますが、メディアの未来に向けたヒントやリソースは、業界の中よりも外にたくさん転がっていると思います。そんなヒントを拾い集め、リソースを繋ぎ、ユーザーの体験価値を高めるエコシステムを構築していきたいと思っています。

そのためには、確固としたポリシーに基づく適切な編纂の能力の涵養、広くHUBとして機能できる足腰の鍛錬が必要だと感じています。とはいえ、クリエイティブなセンスにはあまり自信もないので、せめてアカデミックな理論とプラクティカルな現場を行き来しながら、経営・マーケティング的な視点でのR&Dに取り組んで行きたいと思っています。

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「メディアのミライ」について気になる方は、11月30日(土)に開催される『一冊会サミットvol.1「メディアのミライ事業戦略」with Media Innovation Academy Sponsored by pasture』にて、株式会社エフエム東京 経営戦略室専任部長 杉本 昌志 氏にご質問していただければと思います。