ウォール・ストリート・ジャーナルはどのように若年層にアプローチしたか…新型コロナウイルスで加速

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、パンデミック下において約6カ月行った若年層へのリーチと支援について、その内容をまとめています。朝の短時間でニュースを把握できるNotes on the Newsや若者へ直接アドバイスや指導を行える仮想コミュニティNoted Adviser…

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<p>Photo by Chris Hondros/Getty Images</p>

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、パンデミック下において約6カ月行った若年層へのリーチと支援について、その内容をまとめています。朝の短時間でニュースを把握できるNotes on the Newsや若者へ直接アドバイスや指導を行える仮想コミュニティNoted Advisersなどを立ち上げることで若年層へアプローチし、どうすれば惹き付けられるかを模索してきたようです。

パンデミック下でのジャーナリズム

3月に始まった新型コロナウイルスによる米国でのロックダウンは、国中に大きな影響を与えました。当時、ウォールストリートジャーナル(WSJ)の中に若年層へのリーチを目的とするタスクチームが編成されていたようですが、ロックダウン下ですかさず行動を起こし、若年層へのアプローチを加速させました。

パンデミック間もない6ヶ月前にはNotes on the Pandemicと呼ばれる35歳以下の若年層のパンデミック経験談に焦点を当てたプロジェクトを立ち上げ、4ヶ月前には、同じ若年層を対象にした月刊ニュースレターNotedを発表しています。若年層から見て自分たちがメディアコンテンツ上でどのように映るのか、それを知ることができるメディアを作ることがチームの使命であったようです。

若年層にリーチするためには


《Yuichi Tateishi》

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