再び緊急事態宣言、イベントは5000人もしくは収容率50%以下を目安

政府は1月8日、新型コロナウイルスの感染が再度拡大している事を受け、1都3県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)を対象に、緊急事態宣言を発出しました。期間は2月7日までとされていますが、現状では収束の見込みは立っておらず、延長される可能性もあります。 緊急事…

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<p>Photo by Nicolas Datiche – Pool/Getty Images</p>

政府は1月8日、新型コロナウイルスの感染が再度拡大している事を受け、1都3県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)を対象に、緊急事態宣言を発出しました。期間は2月7日までとされていますが、現状では収束の見込みは立っておらず、延長される可能性もあります。

緊急事態宣言に合わせて、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が更新され、具体的な措置について定められています。広く報道されている通り、飲食店や喫茶店、遊興施設(バー、カラオケボックスなど飲食店営業許可を受けているもの)では20時までの営業時間短縮と、種類提供については11時から19時までとするよう要請することとされています。

また、イベントについては人数上限5000人、かつ、収容率50%以下にする、営業時間を20時までにするよう働きかけるとしています。また、業種別ガイドラインの徹底や、催物前後の「3つの密」や飲食を回避するための方策を徹底することを主催者に求めるとしています。

各都道府県は国の対処方針を基本に、要請を行う事になりますが、東京都では国のガイドラインと同様の要請を行うとしています。他方、東京都の目安では、

【屋内】5000人以下、かつ、収容定員の50%以内の参加人数
【屋外】5000人以下、かつ、人と人との距離を十分確保(できるだけ2m)

とされています。

ただし、経過措置として、周知期間である1月11日までに販売されたチケットについては人数上限と収容率は適用せず、キャンセルも不要とするとしています。12日以降はガイドラインを超過するチケットの新規販売は停止する必要があります。

《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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