多くのジャーナリストがニュース発信のためにTikTokを活用・・・その実態とおすすめアカウントの紹介

元TikTokプロデューサーであるニーブ・ゴードン・ファーレイ氏は、TikTokはただ歌ったり踊ったりする娯楽のためだけのものではなく、多くのジャーナリストたちがニュースを発信するために活用していると述べています。今回、同氏はJourno Resourcesを通して、その中でも…

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元TikTokプロデューサーであるニーブ・ゴードン・ファーレイ氏は、TikTokはただ歌ったり踊ったりする娯楽のためだけのものではなく、多くのジャーナリストたちがニュースを発信するために活用していると述べています。今回、同氏はJourno Resourcesを通して、その中でも活躍しているジャーナリストたちに取材をしました。

TikTokを活用するジャーナリスト

2020年のロックダウン中にTikTokを始めたモニカ・プラハ氏のアカウントは、フォロワーが81,000人以上、今では200本以上の動画が公開され、「いいね!」の数は200万を超えているとのことです。同氏は、TikTok上でのニュースに対する関心が高まっているとし、自分が投稿している動画で人々を助けることになるとは思っていなかったと言います。また、ジャーナリストとして視聴者と接し、視聴者について学び、彼らが何を話しているのか、何がトレンドなのかをを理解することは、自分たちの責任であると述べています。

Journo Resourcesのイベントに参加したローラ・ガルシア氏は、このようなプラットフォームは、あっという間に生まれては消えていく傾向にある一方で、TikTokは他のプラットフォームにも変化を起こし始めているとしました。例えば、Instagramのリールの導入はTikTokの影響によるものだと多くの人が見ていると述べています。

ITVのジャーナリストであるモジョ・アビディ氏は、TikTokを使うことによって、ITVのThe Rundownの仕事で日々使っているプレゼンや編集スキルを向上させることができたと述べています。同氏は、あらゆる種類のストーリーを短い動画で投稿しており、これらが新しい視聴者を獲得するのに役立っていると考えているようです。TikTokでニュースを配信することで、若者たちのメディア消費のスタイルに合った方法でニュースを提供したいと述べています。また、モジョ氏は、他のネットワークとは異なり、このTikTokプラットフォームが「フォロワーと個人的な関係を築く」のにとても役に立っていると感じています。

フォローすべきTikTokアカウント


《Kasumi Matsumoto》

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