KADOKAWAのQ3業績、大幅な増収増益・・・出版とゲームが牽引

株式会社KADOKAWAが2日に発表した2023年3月期 第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)は、売上高1897億2700万円(前年同期比20.4%)、営業利益194億2900万円(51.7%)、経常利益215億8800万円(52.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益121億5900万…

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KADOKAWAのQ3業績、大幅な増収増益・・・出版とゲームが牽引

株式会社KADOKAWAが2日に発表した2023年3月期 第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)は、売上高1897億2700万円(前年同期比20.4%)、営業利益194億2900万円(51.7%)、経常利益215億8800万円(52.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益121億5900万円(27.1%)となりました(決算短信)。

出版事業の「書籍・雑誌」では、北米の戦略子会社であるYENPRESS,LLCを中心とした海外事業における高成長が継続しました。国内では、新刊点数の増加や継続的な返品率改善を実現したものの、市場全体の縮小影響が大きく、減収となりました。「新刊」では、『陰の実力者になりたくて!』、『ダンジョン飯』、『パンどろぼうおにぎりぼうやのたびだち』等の販売が好調に推移しました。費用面では、中長期的な成長を見据えた人材やコンテンツへの投資、インフレによる紙書籍の資材費や物流費等が増加しました。この結果、当事業の売上高は1,035億34百万円、セグメント利益は98億91百万円となりました。

映像事業の「アニメ」では新作本数の増加に加え、メディアミックス作品である『オーバーロードIV』や『陰の実力者になりたくて!』等の国内向け配信売上や海外向け売上が伸長し、引き続き力強く成長しました。「実写映像」ではスタジオ事業における前期からの反動減の中、劇場新作の貢献により増収となりましたが、第2四半期に一部の作品において一過性の評価減が発生しました。この結果、当事業の売上高は310億92百万円、セグメント利益は11億11百万円となりました。

ゲーム事業では記録的大ヒットとなったゲーム作品である『ELDENRING』が増収増益に大きく貢献しました。なお同作は海外ゲームアワード「TheGameAwards2022」において「GameoftheYear」を受賞しました。また、共同・受託開発事業やスパイク・チュンソフトの新作も増収に貢献しています。この結果、当事業の売上高は234億16百万円、セグメント利益は90億71百万円となりました。

Webサービス事業では、動画配信サービス「ニコニコ」の月額有料会員が12月末には134万人となり、前年12月末からは減少となりましたが、動画にアイテムを贈る「ギフト」や広告等の伸長により増収となりました。各種イベントの企画・運営では、今後のクリエイター投稿とユーザー視聴のさらなる増加を企図した『ニコニコ超会議2022』をリアル会場でも開催しました。コロナ禍ながら9.6万人が来場したことにより、チケット・物販売上が増収に貢献しましたが、大規模開催のための費用増加により、全体では減益となりました。この結果、Webサービス事業の売上高は173億75百万円、セグメント利益は18億20百万円となりました。

教育事業ではバンタンで、前期の新コース設立及び展開地域拡大や、ゲームクリエイターを多く輩出する「バンタンゲームアカデミー」等の生徒数が引き続き増加したことにより、増収増益に貢献しました。また、インターネットによる通信制高校であるN高等学校・S高等学校でも通学コース向け新キャンパスの開設等により生徒数が順調に増加しており、同校等に教育コンテンツ・システムの提供を行うドワンゴの収益貢献により、引き続き好調に推移しました。この結果、当事業の売上高は92億82百万円、セグメント利益は16億72百万円となりました。

その他事業では、IP体験施設の運営、キャラクターグッズ等の企画・販売を行うMD事業等を行ってます。IP体験施設の運営では、不安定な事業環境の中、ところざわサクラタウンにおける施設横断的なイベント展開が好評を博したことでレジ通過者数や来場者一人当たりの購買回数が増加し、増収となりました。MD事業においても増収となりました。この結果、当事業の売上高は126億61百万円、セグメント損失は27億95百万円となりました。

今期の通期業績予想は、売上高2486億円(前年同期比12.4%)、営業利益210億円(13.4%)、経常利益220億円(8.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益110億円(▲21.9%)としています。

※本記事は決算AIによって生成されました

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