KADOKAWAの業績回復が際立ってきました。2021年3月期の営業利益は前期比73.1%増の140億円で着地する見込みです。営業利益は予想比33.3%増の上方修正となりました。営業利益率は4.0%から6.8%まで回復。本業で利益が出る体質へと変化しました。 2019年にドワンゴが開発したゲームアプリ「テクテクテクテク」が大失敗して、事業を完全に撤退。この期に減損損失41億7,400を計上して大赤字となりました。KADOKAWAのどん底期です。2019年2月にドワンゴの社長だった川上量生氏が退任。iモードを立ち上げたことで知られる夏野剛氏が代表に就任しました。夏野体制で瞬時に事業を立て直し、ド […]