1月3日の株式市場で、Appleの時価総額が一時3兆ドルに到達した。堅調な業績に加え、力強いキャッシュフロー創出力、そして大規模に続けられている「自社株買い」が奏功しているものとみられる。 Appleは2021年9月期、3,658億ドルの売上と1,089億ドルの営業利益を上げた。稼ぎ出したフリーキャッシュフローは929億ドル。同時期に860億ドルを自社株買いに費やしている。 経営陣はかねてより、ネットキャッシュ(手持ちの現金、金融資産から借入金など金融負債を引いた純額)がブレークイーブンになるまで株主還元を続けることを宣言。配当と合わせて、四半期に200億ドルもの株主還元を進める。 Apple […]