新型コロナウイルスによって世界は大きく変わりました。人と人との接触の機会を減らす事で、世界中の人々の生活や行動が大きく変わりつつあります。インターネットの利用は飛躍的に上がりましたが、広告市場の落ち込みはメデイア企業に新しいビジネス環境への適応を迫っています。同時に、サイバー攻撃も増加しており、そのなかの20%がメディア企業への攻撃だと報告されるなど新たなテクノロジーが求められています。メディア企業においてもデジタル化へのシフトは今後一層加速していくと思われ、新たなニューノーマルの時代に向けてパブリッシャーは今何をしていくべきでしょうか?
先進事例をもとに、今後メディアが進むべき未来を共に考えたく、Publishing Innovation Summit を企画いたしました。
開催概要
- 名称
- Publishing Innovation Summit 2020
- 主催
- アカマイ・テクノロジーズ合同会社
- 共催
- Media Innovation(株式会社イード)
- 集客予定
- 100名
- ターゲット
- 新聞社、出版社、デジタルメディアにおける事業、開発、ビジネス企画、Web 運営責任者の方
- 日時
- 2020年9月25日(金) 13:30~17:00@ オンライン開催
Peatixにて登録いただいた方に、参加方法等をご連絡いたします - 参加費
- 無料(要事前登録)
登壇者・スケジュール
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13:30 – 13:45
世界のWebトラフィックの動向とメディア業界への影響鈴木 達也(アカマイ・テクノロジーズ合同会社 メディア営業統括本部 業務執行役員)
内容
開会のご挨拶 / Welcome Remarks by Akamai
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13:45 – 14:10
なぜ、NYタイムズのDXは成功したのか 危機に必要とされるメディアとは古田 大輔(ジャーナリスト/メディアコラボ代表)
内容
遂にデジタルの売上が印刷版の売上を超えた、米「ニューヨーク・タイムズ」の事例から、いかにしてデジタルトランスフォーメーションを実現するか、そして現在のように危機にどう対応し読者の信頼を勝ち得ていくか解説します。
略歴
2002年朝日新聞入社。社会部、シンガポール支局長などを経て、デジタル編集部。2015年に退社し、BuzzFeed Japan創刊編集長に就任し、3年で国内有数のネットメディアに。2019年に独立して株式会社メディアコラボを設立、ジャーナリスト/メディアコンサルタントとして活動。主な役職にインターネットメディア協会理事、ファクトチェック・イニシアティブ理事、ONA Japanオーガナイザーなど。
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14:10 – 14:45
海外メディアの先進事例から学ぶデータ分析によるユーザー行動理解松野 憲彦(アカマイ・テクノロジーズ合同会社 テクニカル・ソリューション部 シニア・ソリューション・エンジニア)
内容
テレグラフやワシントン・ポストなど海外メディアによる先進事例をご紹介します。
後半では10分間の「Akamai Q&A Session」を予定しています。ぜひ質問もお寄せください。
略歴
メルボルン大学卒業。Dell EMC オーストラリア、IBM オーストラリアを経て、2015年にアカマイ・テクノロジーズ(同)に入社。シニア・ソリューション・エンジニアとして、メディア業界(ゲーム、動画、広告配信)を中心にお客様の技術的課題を解決する提案活動をしている。
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14:45 – 15:10
「情報に『物語』を与える集団」としてのパブリッシャーの逆襲 〜出版はデジタルで抽象化する〜長尾 洋一郎(KODANSHAtech合同会社ゼネラルマネージャー、株式会社講談社第一事業局第一事業戦略部副部長事業戦略チーム)
内容
講談社が7月に立ち上げたデジタルメディアの研究・開発に特化した新会社「KODANSHAtech合同会社」は同社のデジタルメディアを支えてきた「techチーム」を母体にしたものです。エンジニアリングの力でどのようにしてメディア成長を実現してきたのか、聞きます。
略歴
1982年生まれ。東京大学で数学を学んだのち講談社入社。文芸局(当時)で小説の単行本編集を経験したあと、週刊現代編集部へ。雑誌ジャーナリズムの現場で硬軟多様なテーマを取材。2017年、現代ビジネス編集チームに異動、ウェブメディアに関わる。2018年、社内エンジニアリング集団・事業戦略チーム(通称「techチーム」)発足。2019年、同チームの法人化を提案、KODANSHAtech合同会社を旗揚げ。
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15:10 – 15:35
日経新聞のデジタルファーストへの取り組み(仮)山崎 浩志(株式会社日本経済新聞社 執行役員 編集局ニュースエディター 論説委員)
内容
いち早く有料の「日経電子版」に取り組み、10年間で70万人を超える有料購読社を抱える規模にまで成長させた日本経済新聞社。巨大新聞社をいかに会社をデジタルファーストに変えていったのか解説します。
略歴
1987年、日本経済新聞社入社。主に霞が関官庁、金融業界などを担当。パリ支局に4年間駐在。経済部長、電子編集本部長、デジタル編成ユニット長などを経て現職。休みの日はハンドクラフトで皮財布をつくるか、ゴルフに行くか、配信ドラマをまとめてみるか。
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15:35 – 15:50
ニューノーマル時代に向けたリモートワークの実践と取り組み鈴木 達也(アカマイ・テクノロジーズ合同会社 メディア営業統括本部 業務執行役員)
内容
Akamaiでは現在も引き続き全社規模でリモートワークを実践しています。社員が出社せずにリモートワークで業務を推進するにあたっての様々な取り組みを、マネジメントの視点からご紹介いたします。
略歴
2007年にアカマイ·テクノロジーズ(同)に入社。メディア部門の営業本部長、営業統括本部長を経て現在は業務執行役員としてアカマイのクラウドサービスの日本における展開を指揮しています。2011年にGlobal Major Account Executive of the yearを受賞、2013年にダニールウィン賞を受賞。アカマイ·テクノロジーズ入社前はドリコムにて社内ブログサービスの立ち上げを担当。Tsinghua-INSEAD Executive MBA(TIEMBA)在学中。
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15:50 – 16:35
パネルディスカッション -メディアは今後どうなるかー登壇者未定
内容
新型コロナウイルスを始めとする激変の環境で今後のメディアはどうなっていくのか。登壇者によるパネルディスカッションを開催します。
イベントレポート
イベント終了後にレポートを公開する予定です。