ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏が、FacebookやInstagram上で自身の写真を勝手に使った詐欺広告が大量に掲載されていることに関連し、メタの責任を追及するとSNS「X(旧Twitter)」に投稿しました。
前澤氏の投稿によると、FacebookやInstagram上に前澤氏の氏名や肖像を無断で使用した違法アカウントや広告が8月22日現在、250個のアカウント、270件の広告を確認したとしており、これらはMata社の広告規定に記載する「第三者(サードパーティ)の権利侵害に違反しているだけでなく、前澤氏のパブリシティ権、名誉権やその他の人格権を侵害するもので、前澤氏もSNS上でユーザーに対する注意喚起を行い、FacebookやInstagram上の通報機能でメタに対し、何度も削除要請をしてきましたが、違法な広告などの数は全てを把握することが困難なほどに増加を続けており、前澤氏のもとにもこれらの広告の被害にあった旨の報告が多数寄せられており、前澤氏は被害者のためにも対応を検討すべきとしています。
これを踏まえ、前澤氏の代理人は8月22日、Facebook Japan社に説明を求める内容証明を送付したところ、翌23日、「回答を行うべき主体ではない。メタ製品の運営と管理は、米国デラウエア州の法律に基づき組織される Meta Platforms, Inc.が行っている」との回答を受けたことから、米国本社宛の書面を準備しているとしています。
前澤氏は、Xで「僕だけじゃなく多数の著名人が同様の被害にあっています。そして、なにより詐欺被害を受けている人が続出している中、何も対応しないFacebook社の責任を厳しく追及します。 みなさんはFacebook Japan社のこの対応、どう思いますか?」と呼びかけました。
Facebook上ではほかに、著名人や証券会社などのアカウントを装い、投資などを誘う広告が継続的に掲載されており、その度に本人や当該会社による注意を呼びかける投稿が繰り返されています。