株式会社ADKマーケティング・ソリューションズは、株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズと共同で「テレビCMがブランドのSEOに及ぼす影響」に関する調査を行い、その結果を発表しました。調査対象はテレビCMを放映している企業50サイト以上です。
「テレビCMがブランドのSEOに及ぼす影響」は、テレビCM放映がSEOに及ぼす影響があるのか、その影響を受けやすい指標は何なのかをあらかじめ把握し、ブランド戦略に活かす方法を設計するために実施しました。
テレビCMの影響が出る可能性があると見込んだSEOに関する指標を100項目以上検証したところ、ほぼすべての企業で影響が出る指標や、影響の有無が半々に分かれてしまう指標、まったく影響が出なかった指標など、指標ごとに異なる傾向が見られました。
テレビCMの効果として期待が大きいのは「認知」ですが、調査ではその期待の通り、ブランドワード（指名ワード）はテレビCMを放映をすることで、テレビCM放映期間中にほぼすべてのサイトで流入が増加しています。
しかし、ある特徴を持つ業界を見ると、ブランドワードの流入以上に他のキーワードでの流入が増える傾向がありました。そして、ブランドワードの流入増加が、その影響によって他のサイトに比べて少ないという結果が出ました。このブランドワード以上に増加する流入は、その業界を代表する「ビッグワード」の流入です。
調査では、業界ごとにビッグワードの流入増加に偏る傾向が出やすいか、またブランドワードの流入が増加しないかという詳細な結果が判明しています。こうした結果から、ブランディングを目的にしたテレビCM放映の検討時は、テレビCM放映のSEOの影響までを考慮することを推奨しています。
今回の調査の結果と、調査で判明した指標をまとめた「テレビCM放映に関連するSEO 35項目の比較調査」の詳細は、PLAN-Bマーケティングパートナーズが行うセミナー「【テレビCM×SEO】テレビCMがブランドのSEOに及ぼす影響～テレビCM放映に関連するSEO 35項目の比較調査～」にて公開予定です。詳細は同社公式サイトにて告知しています。
