プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMESが株式会社キメラに出資し、資本業務提携契約を締結したと発表しました。
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PR TIMESがキメラの第三者割当増資を引き受け
キメラはデジタルメディア向けのサブスクリプション管理プラットフォームを運営しているほか、サブスクリプション管理ツールやデジタルメディアの効果分析ツールを提供する企業です。また、ツールの提供以外にも、デジタルビジネスにおけるユーザー分析から戦略策定・実行まで多岐にわたるハンズオン型支援を行う「メディアパートナー」事業も手掛けています。
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一方、PR TIMESは「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営。利用企業は6万9000社を超え(2022年5月末時点)、国内上場企業の50%超が利用し、累計プレスリリース件数は100万件を突破。プレスリリースを転載するパートナーメディアは210媒体を超えるといいます。
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メディアの収益化強化と共に地方地域の情報流通の活性化を目指す
PR TIMESとキメラは、多様なデジタルメディアが立ち上がり、持続的に運営されていくことで地域の事業者発の情報がより活発に流通することを目指し、今回、資本業務提携を締結するに至ったといいます。
両社は今後、新聞社・出版社などによるデジタルメディアの収益強化とともに、それらのメディアを通じた地方地域の情報流通の活発化を推進するとのことです。
株式会社PR TIMESパートナービジネス開発室長の高田育昌氏は、「一次情報をお預かりし、デジタルで配信・流通させる当社にとって、メディア運営企業の皆さんは大切なパートナー」であるとし、「今回の提携を機に、当社とキメラで手を携え、そうした皆様の挑戦をお手伝いすると共に、デジタルを通じた地域地方の情報発信、流通をさらに活発化させてまいりたいと考えます」と述べています。
また、株式会社キメラ代表取締役社長である大東洋克氏は、「PR TIMESと共にデジタルメディアを通じた情報流通の拡大を強化することで、これまでコンテンツを広く届ける機会が限られていた自治体や地域の事業者の情報発信にも貢献してまいります」と述べています。