シーオーピーなど3社が「WithDriveトラック広告プラン」の実証実験 物流業界の新たな収益提供目指す

株式会社シーオーピーと株式会社Essen、神栄運輸株式会社の3社が共同でトラック広告プランの実証実験を始めました。 車両ラッピング広告は、海外では一般的な広告媒体の一つとして広く使われており、移動しながら広告を見せることから多くの人の目に触れやすく広告効果…

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シーオーピーなど3社が「WithDriveトラック広告プラン」の実証実験 物流業界の新たな収益提供目指す
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株式会社シーオーピーと株式会社Essen、神栄運輸株式会社の3社が共同でトラック広告プランの実証実験を始めました。

車両ラッピング広告は、海外では一般的な広告媒体の一つとして広く使われており、移動しながら広告を見せることから多くの人の目に触れやすく広告効果が高いとされており、特に地域限定の販促活動や宣伝に強みを持っているといいます。
一方、近年急速に拡大しているDOOH(デジタル技術を活用した屋外広告全般)広告は、2024年には市場規模が約1,000億円程度になると推測されています。広告の表示や効果測定、ターゲット設定、最適化などが容易で、バス停、駅、街頭などで表示されている従来のOOH広告(看板や駅構内広告など、家庭外の広告全般)の「広告効果の推定が不十分」「広告効果の最適化が困難」「デジタルメディアとの比較が不可能」などの課題を解決できます。車両ラッピング広告もDOOH化が進んでおり、効果推定がより高度化・多様化しているほか、ラッピング技術の向上で、ビルボード広告などと比較して広告費用も安くなっているといいます。

「WithDrive トラック広告プラン」は、車両広告で商品やサービスを拡大させたい広告主と、広告掲載による収益を得たいドライバーをマッチングさせるサービスで、トラック運送業者を対象に運賃以外で効率的に収益を得ることを可能にするもので、ラッピング広告を掲載する運送会社を、国土交通省が推進する「安全性優良事業所」の認定制度・Gマーク認定事業所又は同等以上の安全管理体制ができている優良企業に限定にすることで、広告主は安全が保証された事業者のトラックに掲載でき、予め走行経路も把握しているので追跡もできる安心感を得ることが出来るとしています。広告費用は「広告閲覧回数」に応じて料金換算(別途広告作成費は必要)され、運送会社は、広告を掲載しているという注目から更なる安全運転に繋がり、全く新しいカタチでの収益に繋がります。
最新テクノロジーによる車両ラッピング広告のデジタル化で、「成果が見える仕組み化」を徹底しており、車両のリアルタイムのGPS情報と人流データを活用することで広告の表示回数・効果の測定を行います。今後、AI技術による広告の設計・ターゲティングの最適化により広告主のROI向上にも取り組んでいくことでサービス拡大に期待できるとしています。

実証実験エリアとしてまず、川崎市や横浜市を中心とした神奈川エリアのCOPパートナー事業者・神栄運輸株式会社の協力のもと実証実験を行い、随時エリア拡大していく予定です。

【株式会社シーオーピー 概要】
本社所在地:東京都多摩市諏訪三丁目14番10号
代表取締役:酒巻 祐一
設立:2020年6月18日
HP:https://cop2020.co.jp/

【株式会社Essen】

本社所在地:神奈川県川崎市中原区木月一丁目32番3号
代表取締役:橘 健吾
事業内容:車両広告プラットフォーム「WithDrive」の運営 ※特許出願審査請求済
設立: 2021年8月18日
HP:https://corp.essen-japan.com/index.html

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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