インフォバーングループは、ベルリン最大規模のテクノロジーカンファレンス「TOA (Tech Open Air)」運営元のTech Open Gmbh(ドイツ・ベルリン)に資本参画したことを発表しました。
TOAは、ベルリンで毎夏開催されるテクノロジーカンファレンスで、2012年に、世界で初めてクラウドファンディングによる資金調達で開催され、毎年規模を拡大。現在では、欧州や米国、アジアなど世界各国から20,000人以上が参加。次世代のスタートアップや有識者、アーティストやイノベーター、企業が一堂に集い、セッションや展示だけでなく、ベルリン市街で100以上のサテライト・イベントも同時開催されます。
インフォバーングループは、2017年にTech Open Gmbhと公式パートナーシップを締結。毎年、日本企業の社内イノベーター人材やスタートアップとヨーロッパなどで最新のイノベーション・エコシステムを体験する「TOAオフィシャル視察ツアー」を実施しています。また、日本で「TOAワールドツアー東京」を開催し、TOAとヨーロッパとの関係を構築してきました。
今回の出資には、株式会社メディアジーンが日本版を運営するメディア「Business Insider」を保有するドイツのメディアコングロマリット企業・アクセル・シュプリンガー社ほか、ベルリン発のモバイルバンク企業「N26」、ドイツのホテル比較サイト「トリバゴ(trivago)」の創業者なども参加。インフォバーングループは今回の出資を通して、TOAとの戦略的パートナーシップを強化し、日本とヨーロッパの企業アライアンスやエコシステムの連携にさらに貢献していくとしています。