グーグルは新型コロナウイルスによる打撃を受けた世界中のローカルメディアに対して、Google News Initiativeの一環として「ジャーナリズム緊急援助基金」を立ち上げ、資金提供を行いました。
この基金には1万2000件を超える応募があり、115カ国、5600を超えるメディアに対して、3950万ドル(約42億円)が提供されました。
報告によれば、提供受けたメディアの大半が収益を広告に依存していて、50%は完全に広告に依存していたそうです。ペイウォールなどで収益化を図っているのは30%未満で、コミュニティからの寄付や会員組織にサポートされているのは18%未満だったそうです。一方で60%のメディアはサブスクリプションやメンバーシップ、寄付などでの収益化を検討しているということです。