デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社（以下、DAC）が、ゲーム・メタバース/XR領域のメディア事業専門会社「株式会社ARROVA（アローバ）」（以下ARROVA）を設立したと発表しました。
新会社設立の背景
DACによると、急速に拡大するメタバース/XR領域の市場規模は、2030年には約440兆円～550兆円となると予測されています。中でも広告市場は日本で2023年に150億円規模、2027年に1,400億円規模、全世界では16兆円を超える規模に拡大すると推計されているといいます。
このような背景のもと、DACは2021年にゲーム・メタバース/XRといったバーチャルコンテンツ上での次世代メディアビジネスを展開する事業「arrova」を立ち上げ、大手ゲーム事業会社や国内の有力メタバース事業会社とのパートナーシップ締結、広告枠の開発・販売等による広告出稿の実績を積み上げてきました。
そのうえで、今後の市場拡大とさらなる顧客ニーズの増加が予想されることから、より専門的かつ機動的な事業展開を目的とした新会社「株式会社ARROVA」設立に至りました。
事業概要
ARROVAは、ゲーム・メタバース /XR領域における戦略策定を軸に、広告サービスを展開する「広告事業」、広告以外のサービスやコンテンツ等の戦略⽴案から開発まで対応する「コンサルティング事業」を展開するとしています。
「広告事業」では、ゲーム・メタバース/XR領域における広告商品開発・プランニング・レポーティング等に加え、同領域内の動画・空間等のブランドコンテンツ制作までを⼀元的に実施。「コンサルタント事業」では、メディア開発を中心としたマネタイズ支援を含め、事業戦略・広告プロダクト設計～販売チャネル構築・営業の出⼝戦略までのコンサルテーションを⼀気通貫で行っていくとのことです。
