博報堂DYメディアパートナーズ「AaaS」でテレビCM素材の「前日差し替え」実証実験

博報堂DYメディアパートナーズは、TBSテレビ、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)、北海道テレビ放送(HTB)、北海道文化放送(UHB)と共同で、これまでよりリードタイムの短いテレビCM素材の「前日差し替え」する実証実験を行う。

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博報堂DYメディアパートナーズ「AaaS」でテレビCM素材の「前日差し替え」実証実験
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博報堂DYメディアパートナーズは、TBSテレビ、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)、北海道テレビ放送(HTB)、北海道文化放送(UHB)と共同で、これまでよりリードタイムの短いテレビCM素材の「前日差し替え」する実証実験を行う。

広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引=予約型」によるビジネスから「広告効果の最大化=運用型」によるビジネスへの転換を見据え、同社が提唱する広告メディアビジネスのDXを目指す次世代型モデル「AaaS」では、ダッシュボードでKPIを可視化・分析し、その結果を基にテレビCM運用の改善実行を行っていますが、テレビCM素材の搬入ルールで定められた差し替え期間により、改善施策の実行速度の面で課題を抱えていました。今回、AaaSによる可視化から分析、そして改善の実行までを即時実施を目指し、TBS、HBC、STV、HTB、UHBと前日までにCM素材の指定をすることで翌日に差し替えを反映させる実証実験を始めました。

テレビCM放映中の成果を読み込み、残期間でKPIを最大化するための素材配置を自動で最適化する機能を有しているAaaSで「前日差し替え」が実現すると、最適化された素材配置を翌日に反映することが可能となるため、運用型テレビ広告で課題だった「分析結果を踏まえた改善の実行速度」を速めることで、キャンペーン期間内での更なる広告効果向上、「高度運用型テレビ広告」の実現を目指すほか、テレビ・デジタルの広告を統合運用するTele-Digi AaaSの活用で、テレビ・デジタル双方の高速運用の目指すとしています。

《Nakashima Takeharu》
Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。