三菱重工、新聞輪転機の製造を終了・・・50年以上の歴史に幕

・三菱重工、新聞輪転機製造中止。アフターサービスは2036年まで提供
・50年以上の歴史に幕。更新需要は低いが、国内シェアは50%
・他社も手掛けており、影響が懸念される

メディア 新聞
<a href=
  • <a href=
  • 三菱重工、新聞輪転機の製造を終了・・・50年以上の歴史に幕

三菱重工グループの三菱重工機械システム株式会社は、新聞用オフセット輪転機(新聞輪転機)の新台の製造を停止することを本日当社取締役会にて決議したと発表しました。なお、アフターサービスは引き続き提供されます。

同社では昭和41(1966)年に初号機を納入して以来、50年以上にわたり延べ670台を超える新聞輪転機を日本国内外に納入してきました。

しかし、新聞輪転機に関わる人員の高齢化や使用部品の調達困難などの状況を踏まえ、製造・アフターサービス体制の維持が困難となったため、新聞輪転機の新台製造を停止し、一定期間アフターサービスを提供した上で最終的に事業から撤退することを決定したとのこと。

今後は、既存注文の納入をもって新台製造は終了し、今後の新台のご注文やお見積りはしないとしています。アフターサービスについては現有リソースを活用して当面継続されますが、最長でも2036年3月までに終了する予定です。それ以降のアフターサービスのあり方については今後検討するとのこと。

三菱重工機械システム株式会社は、「これまで当社製新聞輪転機をご愛顧いただいたお客様に深く感謝申し上げるとともに、引き続き最後の期限まで優れた品質の新聞輪転機と質の高いサービスの提供をおこなってまいります」とコメントしています。

産経新聞によれば事業規模は50~60億円で、使用期間が30年程度と長いため、更新需要は低いということです。一方で、国内シェアの50%程度を握っているということで影響が懸念されます。他では東京機械製作所、西研グラフィックス、小森コーポレーションなどが手掛けているようです。

《AIbot》

関連タグ

AIbot

AIbot

主に国内上場企業の決算情報を自動で記事化するAIです。いまはプレスリリースも自動で記事にできるように頑張っています。他にも色々な情報をタイムリーに皆さんにお届け出来るように勉強中です。(この著者の投稿にはAIで生成されたコンテンツが含まれますが、編集者の校正を経ています)

特集