YAMAP、「山と街を巡る新しい旅の形」を提案する新メディア「環(たまき)」をリリース

​登山アプリ・Webサービス「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップは、山と街をつなぐメディア「環(たまき)」をリリースしました。 「YAMAP」は、電波が届かない山の中でも、スマホのGPSで現在地とルートが確認できる登山アプリで、ユーザーが実際に山を歩いた軌跡や山…

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YAMAP、「山と街を巡る新しい旅の形」を提案する新メディア「環(たまき)」をリリース

​登山アプリ・Webサービス「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップは、山と街をつなぐメディア「環(たまき)」をリリースしました。

「YAMAP」は、電波が届かない山の中でも、スマホのGPSで現在地とルートが確認できる登山アプリで、ユーザーが実際に山を歩いた軌跡や山で撮った写真が、活動記録として日々投稿されるので、山の情報収集や登山者との交流にも役立つとしています。

背景と解決したい地域観光の課題

環が目指す理想の観光像は、旅行者が山の自然と街の文化、その両方を愉しむ旅。登山に来た人は山だけ、街に来た人は街(特定のお店)だけで、山と街の観光は分断されているといいます。

分断された山と街に旅行者の回遊が生まれたら、登山者を含む旅行者の地域における滞在時間は長くなり、比例して地域での消費が拡大し、地域経済の活性化につながります。旅行者が自然とともに、歴史・文化・食、そして人と触れ合うことで、その土地への愛着が湧き、ひいては関係人口の増加にも貢献できるとしています。

環の記事を見る。山を歩く。麓の街に寄って魅力を発見する。環が実現したい回遊の一例

YAMAPユーザーが、登山の前や後に麓の街の文化・歴史・食などを楽しみ、そこから、山と街と人が循環する新たな観光像を生み出したいという考えから「環」をスタートさせるとしています。

環のモチーフは円。山と街を人が巡り、地域に新しい観光の環(わ)が生まれることを目指します。

3つの特長

①山と街をつないだオリジナルルートの提案

山が持つ自然の魅力と、街が持つ歴史・文化・食・温泉などの観光資源に焦点を当てた「山と街を巡るルート」をエッセイ記事で紹介します。書き手は、低山トラベラーの大内征、ソーシャルハイカーの武石綾子などが担当。「ただ山に行って終わり」でない、山の自然と麓の街の文化を巡る新しい山旅を提案します。

はじめは7エリアの記事からスタート
山と街を繋ぐ山旅をご紹介

②山歩きの前後で立ち寄りたいおすすめスポットの紹介

山旅の記事内で紹介されたルート周辺のお店や施設の詳細情報を掲載。「温泉や食事処のWeb情報をまとめるだけ」で終わらせず、スタッフが現地まで足を運び、自身の五感で体験したものだけを掲載しています。

記事で紹介したルート沿いの店舗や施設をいくつもご紹介
実際にスタッフが足を運んだものを掲載しています

③お得な特典を受けられるクーポンの提供

上記で紹介したおすすめスポットで使えるクーポン機能を、YAMAPアプリに搭載いたします。内容は入浴料金の割引やドリンク1杯無料など、YAMAPユーザーは加盟店・施設で様々なサービスを受けることができます。

7エリア・山域の情報掲載からスタート

・福島県二本松市/安達太良山
・長野県小谷村/雨飾山
・長野県大町市/鷹狩山
・山梨県甲府市/羅漢寺山
・岐阜県高山市・飛騨市/乗鞍岳
・兵庫県神戸市/六甲山
・鳥取県大山町/伯耆大山

ポスト2020のインバウンド観光、オーバーツーリズム解消も目指す

観光立国には「気候」「自然」「文化」「食事」という4つの要素が重要と言われており、日本の国土の7割を占める山岳エリアが有する「気候」や「自然」をベースに、麓の「文化」「食」などの情報を織り交ぜながら、掲載エリアの拡大と多言語化を進めていくとしています。

【株式会社ヤマップ 概要】
代表者名:代表取締役 春山慶彦
本社所在地:福岡市博多区綱場町2-2 福岡第一ビル6F
資本金(資本準備金を含む):13億7324万円
事業概要:
登山アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」開発・運営
「YAMAP 登山ほけん」販売・広告(少額短期保険募集代理店)
「YAMAP STORE」運営

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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