現地時間7月23日、ポッドキャストのアトリビューションプラットフォームを提供する米Podsightsは、第2四半期のポッドキャスト市場の動向をまとめたレポートを発表しました。ポッドキャスト広告を聴いた後にリスナーが製品を購入する確率が2倍になることや、広告の露出頻度が高すぎるという指摘もあることが報告されています。
同レポートで示された調査結果は、ポッドキャストに総額1億5,400万ドル(約169億円)を投じた700ブランドの、約45億回の広告インプレッションと2,800のキャンペーンを含む12カ月間のデータに基づき算出されました。
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ポッドキャスト広告を聴いた後に製品を購入する確率が2倍に
同レポートによると、ポッドキャスト広告はマーケティング担当者にとって意味のある投資といえるようです。ポッドキャスト広告への投資1ドルにつき、平均2.23ドルのリターンをブランドは得ており、ポッドキャスト広告を聞いた後に製品を購入するリスナーは業界全体で平均97%増加しました。
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Podsightsのパートナーシップ・ディレクターであるMatt Drengler氏は、「ポッドキャスト広告を聞いた後にリスナーが製品を購入する確率は2倍となり、これはポッドキャストが優れたツールであることを証明しています」と述べています。
また、Podsightsが開催したウェビナーでは、ポッドキャスト広告の平均コンバージョン率は、eコマース全体の平均の3.5倍であると発表されました。飲料、アート・メディア&エンタメ、医薬品の広告が最も大きな伸びを示しています。