AP通信は、ブロックチェーン環境に外部データを提供する(オラクルと呼ばれる)、Chainlinkと提携し、同社が保有する経済、企業財務、スポーツなどのデータを配信していくと発表しました。これにより、ブロックチェーン上で動作するスマートコントラクトが実世界のデータを活用する事が可能となります。
各ブロックチェーンプロジェクトはAPIを介してChainlinkが提供するデータセットにアクセスできます。例えば、DeFi(分散型金融)が様々な仮想通貨の価格をリアルタイムで取得するような事に使われています。AP通信のデータを活用することで、DeFiが企業の決算発表に合わせて自動で売買を行うような仕組みを作ったり、スポーツベッティングで試合結果をリアルタイムに参照して取引を成立させたり、といった事が可能になります。