フランスに拠点を構え、コマースプラットフォームを手掛けるCriteoは、5Gの普及に伴い注目が高まる動画配信サービスの視聴傾向とコネクティッドTVの利用状況に関する調査を行い、その結果をまとめたレポートを発表しました。今回の調査は、日本国内の消費者1,015名を対象に実施されました。
今回の調査より、多くの消費者にとって、新型コロナウイルスの感染拡大以降、無料の動画配信サービスだけではなく、有料の動画サービスの視聴も増えていることが示されました。また、動画ストリーミングサービスを利用している理由としては、「豊富なコンテンツを無料で視聴できること」を挙げているユーザーが最多となり、無料コンテンツの存在を重要視するユーザーが多くいることが明らかになりました。


また、動画ストリーミングサービス内の広告に関しては、エンターテインメント性などの観点から動画広告を好む視聴者が多くいることが明らかになりました。その中でも、本編再生中に流れるミッドロールと比べ、本編の前後に流れ、本編が中断されることがない動画広告を好むユーザーが多く存在するとのことです。

動画広告に関して、消費者の5人に2人が動画広告を視聴後に広告主のサイトを閲覧、購入したことがあると回答しており、動画広告が視聴者の消費行動に与える影響の大きさが垣間見える結果となりました。