ヤフー株式会社が、2022年4月1日より新経営執行体制へ移行し、新たに代表取締役社長CEO(最高経営責任者)として小澤隆生氏が就任すると発表しました。

ヤフーは、2019年10月に持ち株会社Zホールディングス株式会社(ZHD)に移行し、2021年3月にはLINE株式会社と経営統合を実施。ヤフーの現代表取締役社長 CEOである川邊健太郎氏が、ZHDの代表取締役社長を兼任していました。
ZHDグループの中核企業であるヤフーは、メディア事業やコマース事業、フィンテック事業などのさらなる成長を加速させるため、新たなCEOによる迅速かつ機動的な意思決定と業務執行を行う新経営執行体制への移行が最適であると判断。その結果、新経営執行体制へ移行することを決定したとのことです。
新代表取締役社長CEOには、現在ヤフーの取締役・専務執行役員COO(最高執行責任者)である小澤隆生氏が選任され、2022年4月1日に就任予定です。
小澤氏は2012年にヤフー(現ZHD)に入社。2013年にヤフー執行役員ショッピングカンパニー長に就任し、その後もアスクル社外取締役(現任)、PayPay取締役(現任)、 ZHD取締役 専務執行役員等を歴任。2019年にヤフーが持ち株会社体制へ移行した後は、ZHD取締役専務執行役員(現任)、ヤフー取締役専務執行役員COO(最高執行責任者)(現任)に就任しています。
小澤氏は、「良いサービスを提供するためには『ユーザーファーストに徹底的にこだわること』と『そのサービスに携わる社員と社員の家族のウェルビーイング(幸福)の向上』が重要」とし、新生ヤフーでは、「情報技術を通じて、人々や社会の課題を解決する良いサービスや、日本をもっと便利にする良いサービスの提供に加えて、『!』や『おもしろい』と思ってもらえるユーザー体験を提供し、さらなるヤフーの成長を実現してまいります」と、意気込みを語っています。