米テレビ局シンクレア、広告枠提供と引き換えに株式を取得する「メディアキャピタル」強化

・シンクレアが「Media-for-Equity」を強化し株式取得を目指す
・このモデルは広告リソースを提供し企業成長をサポートする
・米国での普及が予測され、スタートアップの成長を加速する可能性がある

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米テレビ局シンクレア、広告枠提供と引き換えに株式を取得する「メディアキャピタル」強化

米国各地で180以上のテレビ局を保有するシンクレアが「メディアキャピタル」または「メディア・フォー・エクイティ」(Media-for-Equity)と呼ばれる、広告枠の提供と引き換えに、株式を取得するという投資方法を戦略的に取り込んでいくと発表しました。同社はこの取り組みを通じて、保有するメディア資産を活用し、成長潜在力の高い企業や新興ブランドに広告リソースと戦略的サポートを提供する代わりに株式を取得していきます。

「メディアの変革力で企業の成長を促進できることを認識しています。革新的で先見性のある企業と提携することで、単に拡大に必要な広告リソースを提供するだけでなく、パートナーと私たちのポートフォリオの両方を前進させる高成長機会に戦略的に投資しています」とシンクレアのクリス・リプリーCEOは述べています。


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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