デジタルメディア史上最長、13日間のストライキが終了「Insider」は新戦略も発表
ドイツのアクセル・シュプリンガー傘下で米国ニューヨークを拠点とする経済メディア「Inside」で行われた13日間のストライキが終了し、組合側が勝利を宣言しました。 ここ数年ストライキが頻発しているデジタルメディアですが、その中でも過去最長の13日間にも及んだス…
ガーディアン、ギャンブル広告を全面的に禁止・・・「中毒や経済的破綻をもたらす」
英国のガーディアン・メディア・グループ(Guardian Media Group)は、ギャンブル広告を全面的に禁止すると発表しました。同社が展開するガーディアンやオブザーバーなどの紙媒体とオンライン媒体の全てが対象です。ガーディアンは「中毒や経済的破綻につながるサービスか…
新日本海新聞社、大阪で発行する「大阪日日新聞」を7月31日付けで休刊
新日本海新聞社は、大阪で発行している日刊新聞の「大阪日日新聞」を7月31日付けで休刊すると発表しました。 「大阪日日新聞」は1911年に「帝国新聞」の名で創刊され、戦後夕刊紙として長く大阪の地域ニュースを伝えてきました。そして2000年に鳥取に拠点を持つ新日本海…
英国を代表する新聞「デイリー・テレグラフ」が売りに出される、5億ポンドを超える値が付くか?
「ガーディアン」や「タイムズ」と並んで英国を代表するメディアブランドである「デイリー・テレグラフ」などを運営する企業が、融資を巡るトラブルで管財人の下に置かれ、売却先を探すことになりました。 「デイリー・テレグラフ」は1855年に創刊。日刊の新聞、オンラ…
ロサンゼルス・タイムス、約13%のスタッフをレイオフ・・・広告費の落ち込みから
米国カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする有力な地方紙、ロサンゼルス・タイムスが全体の約13%に当たる74名のスタッフをレイオフすると明らかにしました。フルタイムと有期雇用の労働者が含まれ、マネージャーの一部も含まれます。報道に関わる人員は大部分が維持…
フィナンシャル・タイムズ、生成系AIの活用に慎重な姿勢
世界では5割のニュースメディアが生成系AIの活用を始めているというニュースもありましたが、日本経済新聞社傘下で世界的な経済紙として尊敬を集める英国のフィナンシャル・タイムズは、元副編集長のルーラ・カラフ氏の名前で出したオピニオンで生成系AIの活用について…
ワシントン・ポスト、全社でのAI活用を目指して2つの組織を設立
様々なメディア企業がAIに関する取り組みを強化する中で、ワシントン・ポストもパブリッシャー兼CEOのフレッド・ライアン氏の名前で「AIイノベーションの次なるステップに向けて」というメモを発表しました。 同社はこれまでもAIに積極的に取り組んでいて、AI/機械学習…
「AIでの記事制作やリストラに反発」米テックメディアCNETが労働組合を設立
また新しいメディア企業で労働組合結成の動きです。Red Venturesに買収された老舗テクノロジーメディア「CNET」のライター、編集者、ビデオプロデューサーなどのコンテンツクリエーターが、米国作家組合東部支部(Writers Guild of America, East)と労働組合を組織化し…
「ウォール・ストリート・ジャーナル」記事内での「Mr.」「Ms.」などの敬称を廃止
米国の経済誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)は先週水曜日から記事内の敬称の利用を廃止することを明らかにしました。 編集長のエマ・タッカー氏が内部に向けたメモによれば、WSJは「Mr.」「Ms.」などの敬称を使い続けている数少ないメディア企業となってい…
経済誌「フォーブス」を自動運転技術ベンチャーのオーナーが買収、香港のファンドから
米国ナスダック市場に上場している自動運転技術ベンチャーであるLuminar TechnologiesのCEOを務めるオースティン・ラッセル氏が経済誌「フォーブス」を発行するForbes Media LLCの82%の株式を取得することで合意したとアクシオスなどが報じました。 フォーブスの大株主…

