アジャイルメディア・ネットワーク株式会社は5月23日、連結子会社3社の合併および商号変更を発表しました。
同社の取締役会において、連結子会社であるand health株式会社を存続会社とし、株式会社コンフィおよびpapaya japan株式会社を消滅会社とする吸収合併を行うことを決議。さらに、存続会社であるand healthの商号をBTCリンク株式会社に変更することも決定しました。
合併の目的について同社は、「自社を取り巻く環境が急激に変化する中で、持続的な成長と企業価値の最大化を目指す戦略的な判断」と説明しています。カラーコンタクトレンズなどEC向け小売業において好調な売上を計上しているand healthに、コンシューマー向けマーケティングにおける開発力・運営力・ノウハウを持つpapaya japanとコンフィの経営資源を統合することで、営業基盤の強化を図るとしています。
合併のスケジュールとしては、5月23日に取締役会決議および合併契約締結を行い、7月22日に合併契約承認株主総会、7月23日に合併効力発生日を予定しています。
合併方式は、and healthを存続会社、コンフィおよびpapaya japanを消滅会社とする吸収合併方式で、コンフィおよびpapaya japanは解散します。なお、本合併は当社の100%子会社同士の合併であるため、株式その他金銭等の割当はありません。
商号変更については、2025年7月23日付でand health株式会社からBTCリンク株式会社へ変更する予定です。変更理由として「従来の健康機器事業中心の事業展開から、幅広くBtoCの事業展開を行うため」としています。
合併後の新会社は、ECによる小売業、医療用機器・高気圧酸素機器・酸素発生機の設計・開発・製造・販売、マーケティング事業、アパレル商品の企画・販売などを手がける予定です。
同社によれば、本合併は同社が100%出資する連結子会社(完全子会社)間の合併であるため、連結業績に与える影響は軽微であるとしています。