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デジタル広告の投資先でコネクテッドTVが注目、ソーシャル広告とプログラマティック広告には課題も…IAS調べ

アドベリフィケーションを手掛けるIntegral Ad Science(IAS)は、2021年のデジタル広告のトレンド予測をまとめた「Industry Pulse レポート2021年アメリカ版」を発表しました。

レポートはIASが全米の広告業界の専門家200人以上を対象に実施したアンケート調査をまとめたもので、デジタル動画やコネクテッドTV(CTV)、プログラマティック広告取引、ソーシャルメディア広告に関する課題が、広告業界の優先順位のトップを占めました。

レポート​のポイントとしてまず、CTVでの動画ストリーミング配信が今年、視聴者数の伸びを記録し、アンケート回答者の88%が広告費の従来型TV広告からデジタル動画・CTVへのシフトが加速すると予測しており、詳細データとコンテキストに基づいた高度なターゲティングから広告予算がさらに拡大する可能性があるとしています。回答者の80%が、CTVは従来型テレビと比較し広告キャンペーン最適化のための豊富なデータと分析結果を提供していると答えています。

また、マーケティング担当者はソーシャル広告の透明性に疑念の目を向けていることから2021年のソーシャル広告予算に影響を与える可能性があり、「ソーシャルプラットフォームがブランド毀損リスクとビューアビリティに関して十分な透明性を提供していると思う」と回答したのが17%だったとしています。さらに回答者の59%がメディア品質の計測基準が不十分であるため、2021年にソーシャル広告費を削減する可能性が高いと答えています。

 レポートでは、2021年に向けてプログラマティック広告は引き続き大きな成長可能性を示しているとしていますが、マーケティング担当者は潜在的なリスクを懸念し、さらなる検証の必要性を訴えており、アンケート回答者の56%が、ブランド価値を毀損する可能性のあるインシデントが発生する可能性が最も高い媒体として、プログラマティック広告を挙げています。IASは、新技術の登場と業界パートナーシップの強化により、2021年はプログラマティック取引の透明性がさらに向上すると予測しています。

モバイルアプリ内広告については、回答者の58%が5Gネットワークの普及がモバイルゲームや広告にもたらす影響を最重要視しているほか、66%がモバイルアプリ内のコンテンツを解析・評価する高度な技術がモバイル端末におけるコンテキスト広告にイノベーションをもたらす原動力になるだろうと予測しています。

データプライバシー規制強化の影響を受けレポートでは、メディアの専門家はコンプライアンスを確実にするための様々な対策を行ってきましたが、業界関係者の半数近くは、サードパーティ・クッキーの非推奨化がデジタルマーケティングの最大の課題と考えており、昨年の年末に実施した調査ではプライバシー規制に関する法的な対応が焦点でしたが、2021年に向けクッキーレスが広告効果指標の計測に与える影響をより重要視されているとしています。

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Nakashima Takeharu
Nakashima Takeharu
「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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