大人気のClubhouse、いま何が起きているのか?

新たなSNSが誕生し、今注目を集めています。まだ誕生から1年未満であるにも関わらず、すでに10億米ドルに値すると評価され、ベンチャーキャピタリストが投資に奔走しています。

テクノロジー その他
大人気のClubhouse、いま何が起きているのか?

本記事はThe Conversationに掲載された、オーストリアのGriffith Universityでサイバーセキュリティを専門とするDavid Tuffley教授による記事「Meet Clubhouse, thevoice-onlysocial media app setting the internetabuzz」をCreative Commonsのライセンスおよび執筆者の翻訳許諾の下、掲載するものです。

新たなSNSが誕生し、今注目を集めています。まだ誕生から1年未満であるにも関わらず、すでに10億米ドルに値すると評価され、ベンチャーキャピタリストが投資に奔走しています。

その新たなアプリは「Clubhouse」と呼ばれ、「ドロップイン・オーディオ・チャット」が中心であるソーシャル・プラットフォームです。誰でも聞くことは可能ですが、会話の録音はできずリアルタイムの音声会話を特徴とする招待制のアプリです。すでに、注目を求める多くの人々をファンにし、約200万人のユーザーが利用しています。

コロナウイルスの大流行は、Clubhouseにとって理想的な条件だったのかもしれません。自粛等の影響で社会との関わりが断たれてしまった人々にとって、テキストのやりとりもでもよかったのですが、音声でのやりとりが自然に代替手段となっていきました。

最近、資金が投資され、Clubhouseは拡大に向けての計画を進めています。これこそが注目すべき点なのです。

Clubhouse内部で起きていること

ユーザーは、他のユーザーや興味のあるトピックをフォローしたり、テーマに沿って「クラブ」に参加したりすることができます。ユーザーは、さまざまなトピックに焦点を当てたチャットルームにアクセスすることができ、その多くは流行に合わせて変化していきます。


《The Conversation》

関連タグ

The Conversation

The Conversation

The Conversationは2016年に設立された研究者や専門家によるニュースやオピニオンを伝えるメディアです。

特集