マーケティングオートメーションのリーディングカンパニーである株式会社シャノンが、同社が提供するマーケティング支援システム「SHANON MARKETING PLATFORM」に「動画管理機能」を標準追加したことを発表しました。動画の視聴時間をリードと紐づけることにより、動画の視聴データをシナリオなどのMA機能において有効活用することができるそうです。同機能は現在特許出願中とのことです。
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「動画管理機能」によりMAにおいて動画視聴データの有効活用が実現
「SHANON MARKETING PLATFORM」(以下、SMP)とは、マーケティング業務の自動化・効率化と統合的なデータ管理により、戦略的なコミュニケーションを実現するクラウドアプリケーションです。
今回導入される「動画管理機能」は、Webサイトに公開する動画を準備し、動画ホスティングサービスとSMPを連携して発行されるタグをWebページに貼り付けることで、動画の視聴データのMAにおける有効活用を可能にするといいます。
シャノンでの「動画管理機能」活用例
たとえば、シャノンマーケティング部では、同機能をWebサイトへ埋め込み後、特定のセグメントへ視聴案内のメールを送信。その後、インサイドセールスチームが一定時間視聴したリードを抽出し、メールによる関連資料送付と電話によるフォローを実施しました。
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また、同機能を導入することで過去に資料請求したリードの掘り起こしも可能に。資料請求をしたもののインサイドセールスからの電話には未応答のリードに対して、同社代表取締役による会社紹介の動画をメールで送付。一定以上の時間視聴したリードについては同社や製品に関心があるという仮説のもと、再度フォローコールを実施しているとのことです。
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