米ツイッターは現地時間23日、すべてのユーザーを対象にプロフィール画面上のチップ機能「Tips」を提供することを発表しました。初期の段階としてiOSユーザーを対象に提供し、その後数週間中にAndroidユーザーへ対象範囲を拡大させる見込みです。
「Tips」はTwitterのプロフィール画面上からクリエイターに対して直接寄付を行える機能です。クリエイターの収益確保に向けた取り組みとして、今年5月から一部のユーザーを対象に試験的な運用を行っていました。なお、テスト時は「Tip Jar」でしたが、今回から「Tips」に名称変更しています。
この機能では、ユーザーがプロフィール画面に設置したTipsアイコンをタップしたのち、決済方法を選んで手続きを行うことで送金可能です。
今回のアップデートにより、これまで実装されていた7種類の決済方法に加え、オンライン資金調達プラットフォーム「GoFundMe」とブラジルのモバイル決済プラットフォーム「PicPay」が追加されました。テスト時同様、ツイッター社は手数料を徴収しません。
さらに、決済プラットフォーム「Strike」を通してビットコインを送ることも可能となりました。現在、米国(ハワイとニューヨークを除く)とエルサルバドルで利用可能です。
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