米Snapは「スナップチャット」において、主要パブリッシャーと連携して、最新のニュースを掲載する「ダイナミックストーリー」機能を導入したと発表しました。各メディアのコンテンツを自動的に取り込む仕組みを整える事で、常に最新情報がスナップチャット上で利用できるようにします。
「ダイナミックストーリー」 は米国、英国、フランス、インドでテストが開始され、参加しているパブリッシャーにはブルームバーグ、バズフィード、ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・ポスト、ワシントン・ポスト、ミラー、VICE、Vogueなどがあります。
各パブリッシャーはRSS連携でスナップチャットにコンテンツを展開することができ、既存のワークフローを損なわずに最新のコンテンツをスナップチャットで視聴可能にできます。
スナップチャットでのニュースコンテンツは拡大をしているということで、同社によれば、ワシントン・ポストはウクライナ侵攻の初週に110万人を超えるユーザーにニュースを提供したということです。また、フランスのサッカーメディア「Foot Mercato」は急速にユーザーを拡大していて、月間10万人にリーチし、フォロワーも1万人まで後僅かまできているということです。
Snapではこの取り組みについて「私たちは常に、信頼できる情報源からのニュースや情報を伝える深い責任を感じてきました」と説明。「スナップチャットはモデレートされていないオープンなニュースフィードを提供していません。精査されてない個人やパブリッシャーは誤った情報や誤解を招く情報を多数の視聴者に配信する可能性があります。私たちは検証されたパブリッシャーとコンテンツクリエイターからのコンテンツのみを提供します」