株式会社博報堂DYメディアパートナーズが、飲料、食品、トイレタリーとなど消費財ブランドに最適化したマーケティングマネジメント手法をパッケージ化した「Analytics AaaS for CPG」の提供を開始すると発表しました。
目次
「Analytics AaaS for CPG」とは
「Analytics AaaS」は、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献する次世代型モデル「AaaS」のソリューションのひとつ。マーケティング・ミックス・モデリング(以下MMM)により、広告主のメディアやマーケティングの投資配分最適化や目標達成のためのKPI設定を提供しています。
「Analytics AaaS for CPG」は消費財カテゴリーでのマーケティング施策とセールスとの関係を解明し、商品力・プロモーション力・配荷力・価格力を向上させる戦略・メディア・クリエイティブ・プロモーションを提供するソリューションです。
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「Analytics AaaS for CPG」の特徴
- 店頭・流通施策の配荷力への貢献を可視化し、分析・改善可能に
- ソーシャルネットワークでの情報拡散のブランド力への貢献を可視化し、分析・改善可能に
- 消費財カテゴリーの購買行動に適した、ブランド選択確率を用いた数理モデリングを提供
具体的には、博報堂DYグループ「ショッパーマーケティング・イニシアティブ®」が開発したトレードマーケティング分析ソリューション「配荷方程式TM」との連携により、配荷力を左右する「販売店率」、「棚割におけるカテゴリー内の優位性」、「店頭における棚割実現率(実際に各店舗における棚割りの実現度合い)」、「価格優位性」といった要因について改善箇所を抽出。流通施策をアップデートし、配荷力向上、マーケティング投資配分最適化によりセールス最大化を目指すとしています。
また、「生活者が店頭であるブランドを選択する確率」である負の二項分布(NBD)を採用したMMMモデルにおいて、配荷力とソーシャルネットワークについての分析も強化されているとのことです。
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