株式会社サイバーエージェントの連結子会社、株式会社AJAが提供する広告クリエイティブ審査ソリューション「AJA GREEN」で、著名人や番組名を利用している広告クリエイティブを検知する商用フィルタ機能を拡充しました。
「AJA GREEN」は、メディアに掲載される広告クリエイティブをすべて事後審査することでメディアのブランド毀損を防ぐソリューションです。広告クリエイティブの監視と事後審査により、薬機法および景表法に抵触する恐れのある広告クリエイティブや、メディアのブランド毀損につながるようなリスクの高い広告クリエイティブを、専用の管理画面にてレポーティングします。
メディアは本ソリューションを活用することで、膨大な工数と時間を要する広告クリエイティブの審査において、不適切な広告クリエイティブおよび配信元である広告主やアドネットワーク、媒体の広告枠販売や収益の最大化を支援するツール「SSP(サプライサイドプラットフォーム)」を効率的に把握することができ、適切な対策を迅速に講じることが可能になります。
「AJA GREEN」の新たな機能として、テキストに著名人名および番組名を利用している広告クリエイティブや画像に著名人の肖像を利用している広告クリエイティブを検知し、優先的に抽出することができる専用フィルタを搭載しました。今回の機能拡充によって、消費者が誤解を招くような広告クリエイティブや記載されている内容が事実と異なるような広告クリエイティブの抽出が可能となります。
株式会社AJAは、これまでサイバーエージェントがメディア運営において培ったノウハウや技術力を強みに、優良なメディアの収益向上支援および健全な広告取引を推進していくとしています。
1月23日放送のNHK「クローズアップ現代」で、「追跡!“フェイク”ネット広告の闇」と題し、「ダイエットに効く」とするサプリなどを芸能人が体験談を元に宣伝しているとする画像は無断加工され体験談も全くウソだったケースなどの事例を紹介しているなど、記載されている内容が事実と異なる広告への対策が課題になっています。