ABEMAは、2025年1月1日から11月7日までに放送・配信された番組の視聴データをもとに、2025年のコンテンツやSNSでの動画視聴傾向、視聴者属性の推移などを発表しました。
週間視聴者数は最大3000万人規模に、オリジナル作品が躍進
ABEMAの週間視聴者数は開局当初より順調に推移しており、現在は最大で約3000万人規模にまで成長しています。2025年はABEMAオリジナルのバラエティ番組や恋愛リアリティーショーが特に好調で、ABEMAオリジナル作品の週間視聴者数は前年比2倍の過去最高を記録しました。
2025年の総合番組ランキングでは、女子中高生から絶大な支持を誇り、"恋の修学旅行"をテーマに現役高校生たちのリアルで等身大な"恋"と"青春"を追いかけるABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』(以下、『今日好き』)シリーズが、上半期ランキングに続き首位を獲得しました。
2025年には計8シリーズを放送し、中でも『夏休み編2025』では、これまでに放送した『今日好き』全シリーズにおいて、週間視聴者数の最高記録を更新したほか、2016年のABEMA開局以降に放送したすべてのABEMAオリジナル番組における週間視聴者数でも最高記録を大幅更新しました。番組出身のニュースターや流行語を数多く生み出しており、現在日本の10代を対象にした番組認知度も約9割を誇っています。
スポーツ、バラエティ、アニメが幅広くランクイン
続く2位には、日本時間平日の485試合を生中継した世界最高峰のアメリカ野球リーグ「メジャーリーグベースボール(MLB)」の2025シーズンがランクインしました。ABEMAでは日本時間平日に行われたレギュラーシーズンの485試合を生中継し、大谷翔平選手の特大ホームランや投手としての二刀流の活躍など、圧巻の試合模様をリアルタイムでお届けしてきました。
さらに3位には"愛に飢えたハイエナ"となったニューヨークとお笑いコンビ・さらば青春の光の4名が、"愛"をテーマに人間の"欲望"をあぶり出し、つい覗き見したくなる"瞬間"にしゃぶりつくオリジナルバラエティ番組『愛のハイエナ』、4位にはお笑いコンビ・千鳥がMCを務め、根強い人気を集めるバラエティ番組『チャンスの時間』がそれぞれランクイン。続く5位には、大人気"後宮謎解きエンターテインメント"として人気を博している『TVアニメ「薬屋のひとりごと」』がランクインし、豊富なジャンルをお届けするABEMAらしさを体現したラインナップとなりました。
地方での視聴が活発、1人あたり平均視聴数では青森県が1位
本リリースでは初めて、都道府県別の視聴ランキングも初公開いたしました。2025年における都道府県の年間視聴者数ランキングでは、東京都や大阪府といった人口の多い主要都市が上位にランクイン。一方、「1人あたりの平均視聴数ランキング」では青森県が1位となり、その他も都市圏以外の地方の県がランクインする結果となりました。
中でも富山県では、1人あたりの平均視聴数が最も多いジャンルはアニメという結果に。地上波での放送が都心部より数日遅れる場合などに、いつでもどこでも視聴できるABEMAが活用されている可能性がうかがえます。その他ABEMAでしか見られないプロ麻雀リーグ「Mリーグ」などのコンテンツも多く見られていました。地域ごとの放送環境に関わらず、ABEMAでしか見られない、またABEMAだからこそ最速・無料で見られるコンテンツを楽しんでいただいていることが分かりました。
さらに今年は、日本各地のイオンモールにて参加メンバーによるトークイベントを多数実施。東京、大阪、愛知を巡り、全国の視聴者の皆さまと触れ合い、ひとつの思い出を同じ空間で共有する新たな機会を創出しました。
SNS動画の年間総再生数は100億回突破
また2025年は、ABEMAの番組に関連した公式SNS動画の総再生数が100億回超えを記録。「2025 SNS動画再生数ランキング」においても『今日好き』シリーズが首位を獲得しました。
『チャンスの時間』や『愛のハイエナ』に加え、2月に放送されたSNS総フォロワー数1,000万人超えの人気インフルエンサー10人が共同生活しながらSNSスキルを競い合う新たな"バトルゲーム・リアリティーショー"『HASHTAG HOUSE(ハッシュタグハウス)』が3位にランクイン。さらに、「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」をキャッチコピーに、さまざまな論客と今の時代らしいネット言論に挑戦している夜帯のニュース番組『ABEMA Prime』が5位にランクインするなど、SNSを通じて多様で新しい議論が巻き起こる様子が見受けられました。
一方で、2025年のX上での発話量ランキングでは、「Mリーグ」が首位に。2018年にリーグが立ち上がって以来、今や「老若男女が楽しめる頭脳スポーツ」として広く親しまれている「Mリーグ」の"熱狂"を多くのユーザーにXで発信しながら楽しんでいただいた様子がうかがえます。なお、ここでも2位に続いた『今日好き』シリーズが確固たる強さを見せたほか、人気声優がタッグを組んでMCを担当する、業界初のABEMAオリジナル声優レギュラー番組『声優と夜あそび』、『MLB』、ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』が軒を連ねるなどABEMAの多彩なジャンルのコンテンツが多くのユーザーの会話を誘発しながらご覧いただけていることがわかる結果となりました。
ABEMAオリジナルドラマが国際的評価を獲得
2025年に放送したABEMAオリジナルドラマも高い評価を獲得しています。
2025年1月9日より配信したABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、アジア圏で最も権威のあるテレビ賞「30th Asian TELEVISION AWARDS(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ベストオリジナルドラマシリーズ(OTT)」部門にノミネート。成海璃子、吹越満、吉村界人、真木蔵人、風間俊介といった実力派の豪華俳優ら集結したほか、本作でしか見られないラッパーたちの超豪華マイクリレーなどが大きな話題を呼び、世界配信された動画配信サービス「Netflix」では日本における「今日のシリーズTOP10(3月14日)」で1位を獲得しました。
2025年3月27日より配信したABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』は、8年ぶりに俳優復帰した成宮寛貴さんが狂おしいほどに"魅惑的な殺人鬼"・神城真人役で主演を務め、ABEMAでの総視聴数は1500万回を記録しABEMAオリジナルドラマにおける過去最高を更新。成宮さんの怪演っぷりを筆頭に話題沸騰となったラブサスペンスドラマは、同時配信したNetflixでも、日本におけるNetflix週間TOP10(シリーズ)1位を獲得(2025年3月31日~4月6日週、4月7日~4月13日週)しました。
2025年9月29日より配信した、俳優・アーティストののんが主演を務めた"将棋"が題材のABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』は、初回放送以来ABEMAのドラマランキング1位を独走。のんが自身のキャリア初の"ダークヒーロー"役で新境地を開いた熱演ぶりには海外のファンからも熱視線が注がれ、世界同時配信しているNetflixでも、8つの国と地域で今日のシリーズTOP10入り(香港・日本・マレーシア・ナイジェリア・フィリピン・シンガポール・韓国・台湾/10月1日)しました。
2025年11月19日より配信を開始したばかりのABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』は、柴咲コウが主演を務め、スキャンダルを巡る芸能事務所と週刊誌の"禁断の攻防戦"を描く話題作です。初回配信から10日間で総視聴数が400万を突破し、世界同時配信しているNetflixでも日本における「今日のシリーズ TOP10(11月20日)」にて初登場2位を記録すると、翌週も日本における「今日のシリーズ TOP10(11月28日)」にて2位を獲得。続く第3話放送週でも日本における「今日のシリーズ TOP10(12月5日)」以降3日間連続トップを走るなど、注目を集めています。
さらに、今年公開されたコンテンツ以外でも、2024年9月16日より配信したABEMAオリジナルドラマ『透明なわたしたち』が、2025年11月に発表されたアジア圏で最も権威のあるテレビ賞「30th Asian TELEVISION AWARDS(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ベストオリジナルドラマシリーズ(OTT)」部門において、日本のメディアとして史上初の最優秀賞を受賞するなど、ABEMAオリジナルドラマのブランドに対する国際的な評価の高まりを見せた1年となりました。








