VR技術を活用した広告評価システムを開発…VR空間にてOOH広告に対する消費者の反応を測定

株式会社360Channelの総合VRプロデュース事業であるVR PARTNERS、株式会社ディーアンドエム、及び株式会社HOLIDAY STUDIOが31日、バーチャルリアリティ(VR)技術を活用した広告評価システム「バーチャルアドバリュー」を共同で企画・開発したことを発表しました。 目次…

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VR技術を活用した広告評価システムを開発…VR空間にてOOH広告に対する消費者の反応を測定
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株式会社360Channelの総合VRプロデュース事業であるVR PARTNERS、株式会社ディーアンドエム、及び株式会社HOLIDAY STUDIOが31日、バーチャルリアリティ(VR)技術を活用した広告評価システム「バーチャルアドバリュー」を共同で企画・開発したことを発表しました。

新システムの特長

広告評価システム「バーチャルアドバリュー」は、VR技術を活用して、ターゲットとなる消費者にVR空間内の広告に接触させ、その行動などから広告効果を計測することを目的としたシステムです。

このシステムにより、限りなく日常生活に近い仮想体験を通して、電車内、店舗内、街頭等、主にOOH広告(屋外広告)に対する消費者の反応を把握・計測することが可能になります。

第一弾はVR技術を用いた「電車内広告評価システム」によるサービス

第一弾では、「電車内広告評価システム」を提供。これまで、電車内の広告に関しては、ターゲット消費者が電車に乗った状態で接している広告効果を把握することは困難とされてきました。

今回提供する「電車内広告評価システム」では、消費者の広告に対する印象度等認知~興味ファネルへの寄与効果が可視化。これは電車に乗っている仮想体験において、「どの広告をどれぐらい見たのか」「どういう順に見たのか」「自社の広告は、他社よりも注目されたのか」といった行動データと、アンケート調査を組み合わせることで実現しています。さらに、対面でのインタビュー調査を合わせて行うことで、ターゲット層のより深い心象や評価項目の取得も可能なります。

このサービスでは、ディーアンドエムが保有する約500万人の消費者モニターから、ターゲットとなる消費者を抽出し、その中から協力者を会場に集めてテストを実施。

VRを装着し、ヘッドトラッキングによって取得する視野データをもとに、アンケート結果の分析だけではなく、消費者モニターが提示している広告を「何回みたか」「どの程度の時間みたか」などを含めた評価を、ターゲット消費者の意識アンケート結果と合わせて習得することが可能です。

《oyoyon》

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