株式会社イードは、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラスより、アニメ専門誌「アニメディア」などのアニメ関連事業を取得することで基本合意しました。
2012年1月よりアニメメディアに取り組んできたイードは、今回、1981年に創刊した老舗の月刊アニメ専門誌「アニメディア」を取得。加えて、月刊の声優専門誌「声優アニメディア」、月刊の男性向けアニメ専門誌「メガミマガジン」、不定期のムック発行事業、ウェブメディアの「超!アニメディア」の事業を併せて取得します。



イードは、これまでアニメに特化したウェブメディアとして「アニメ!アニメ!」「アニメ!アニメ!ビズ」を運営し、2019年8月からはTokyo Otaku Mode Inc.、株式会社bitFlyer Blockchainとのパートナーシップによるブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版をローンチ。この仕組みを活用した「アニメ!アニメ!」の英語版サイト「Anime Anime Global」の立ち上げも行っています。
今回の統合により、ウェブでは毎月200万人、2000万PVを超える閲覧数となり日本最大級となる他、月刊誌3誌に加えて年間20点以上の別冊・ムック・一般書の刊行により、多くのアニメユーザーにリーチします。今後は、これらのメディアを活用したマーケティングを強化。また、イードが掲げる「メディアの360度ビジネス展開」を目指し、番組制作・配信、イベント展開、音声やVTuber、海外展開などの新領域の開拓を積極的に進め、5G時代も睨んだコンテンツを取り揃えることでアニメの成長に寄与していきます。
なお、2020年2月以降発売の発行物は、発行元がイード、発売元は引き続き学研プラスとなり販売業務等を担当します。イードでは、2020年3月に開催予定の「AnimeJapan 2020」を目処に、今後のアニメ関連事業の戦略について発表する予定です。
※Media Innovationは株式会社イードによって運営されています。