インプレス、MBO後の新経営体制・・・創業家の塚本由紀氏が代表就任

MBOにより7月28日をもって上場を廃止した株式会社インプレスホールディングスが7月30日付の新経営体制を発表しました(役員一覧)。

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インプレス、MBO後の新経営体制・・・創業家の塚本由紀氏が代表就任
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MBOにより7月28日をもって上場を廃止した株式会社インプレスホールディングスが7月30日付の新経営体制を発表しました(役員一覧)。

創業家で取締役CCOだった塚本由紀氏が代表取締役に昇格し、社長兼CEOだった松本大輔氏は執行役員に、会長だった唐島夏生氏は相談役となっています。また、社外取締役にイードの宮川洋氏が就任しています。

インプレスホールディングスは東証スタンダード市場に上場していましたが、約330万株を1株に併合する株式併合を発表し、6月25日開催の株主総会で承認され、7月39日に効力発生したことから、創業者の塚本慶一郎氏と資産管理会社の有限会社T&Co.のみが所有する会社となりました。

足元では特に出版事業の苦戦から業績が低迷していましたが、創業家主導での立て直しが進められるものと見られます。

塚本氏はトップメッセージで「このたびの株式併合により、経営の意思決定を加速させ、 出版事業の抜本的な構造改革とデジタルシフトを通じた事業創出・発展に向けて専心努力してまいりますので、今後とも変わらぬご支援ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。」と述べています。

※Media Innovationは株式会社イードが運営しています

《編集部》

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