米国最大の新聞「USA Today」などを発行するGannettは、有料のオンラインサブスクリプションが、前年比31.1%増の103万人を突破したことを発表しました。オンラインサブスクリプションは、新聞の売上が落ち込んでいることから、今後のデジタル時代のメディア企業にとって重要な要素であると考えられています。
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紙媒体からデジタルサブスクリプションへの移行
大規模な合併によって誕生してから約1年が経過し、Gannettは有料のデジタルサブスクリプションに注力して収益を伸ばすと同時に、経営コスト削減にも取り組み、紙媒体のビジネスの衰退と新型コロナウイルスの影響を払拭する経営体制を目指してきました。
同社のCEO兼会長のマイケル・リード氏は、「当社はサブスクリプション主導のビジネスモデルへの移行に引き続き注力していき、今回の実績を活用して、2021年以降の成長をさらに加速させることを期待しています。」と述べています。