株式会社PalledAd(以下、パルダッド)が、ビルボードやポスター、デジタルサイネージといったOOH広告の効果を可視化し、WEB広告のように運用できるマーケットプレイス「AdVice」のOpen β版をリリースすることを発表しました。
目次
WEB広告への出稿フローと同様にシンプルかつ簡単に運用可能
OOHとはOut of Homeの略で、屋外での広告のことを意味します。屋外ビジョンやデジタルサイネージ、看板広告、交通広告、バルーンなど、その種類は多岐にわたります。
従来、OOH広告は効果がわかりづらく、戦略的に広告キャンペーンを打つことができない、注文までのプロセスが煩雑であるなど、有効に活用するのが困難な広告媒体でした。
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OOH広告のマーケットプレイス「AdVice」は、WEB広告への出稿フローと同じようにシンプルかつ簡単にOOH広告を運用できるサービス。広告キャンペーンの予算やターゲットとなる性年齢、配信する地域/期間といった情報を入力すると、自動的に予算内でターゲットへのリーチ数を最大化するOOH広告のパッケージプランが提案されます。
また、独自アルゴリズム「AdRes」により、OOH広告の効果(インプレッション)が可視化され、競合他社と比較してコストパフォーマンスに優れた媒体の選択・注文を実現するとしています。
ポテンシャルが高いOOH広告
パルダッドのプロジェクトマネージャー榎本知史氏によると、日本ではデジタルサイネージなどDOOH広告(Digital Out of Home広告)やAI活用の立ち遅れ、プログマティックOOHのプラットフォーム未整備などにより、日本のOOH広告は成長が横ばいとのこと。
しかし、OOH広告は移動というものがなくならない限り存在し続ける広告であり、日本のOOH広告がもつポテンシャルは高いことから、パルダッドはOOH広告におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、今回「AdVice」でプログマティックOOH広告を実現。「みんなの広告でミライを豊かに。」をミッションに、今後も「AdVice」やOOH広告の効果可視化事業を通じて、WEB広告のみでのマーケティング施策ではリーチしきれない層に顧客を拡大させていきたい企業をサポートしていくとのことです。