Condé Nastは、ケイティ・ドラモンド氏をWIREDのグローバル編集長に任命したと発表しました。同氏はイタリア、日本、メキシコ、イギリス、アメリカの各国の編集チームを率いつつ、受賞歴のあるこのブランドのビジョンとコンテンツを全世界で統括する責任を負います。
ドラモンド氏は、VICE Media GroupからWIREDに移籍。VICEでは、グローバルニュース&エンターテイメントのシニア副社長として、全てのデジタル出版とコンテンツを監督していました。彼女は8月28日に新たな役職に着任し、ニューヨークを拠点に活動する予定です。
ヴォーグの最高コンテンツ責任者であり、グローバル編集長のアンナ・ウィンター氏は、「ケイティは、テクノロジーと文化が日々激しく変化し、衝突しているこの時代にWIREDを率いるまさに適任の編集者です。彼女は全てに対して興奮し、興味を持っています。彼女は推進力があり、率直で、まず第一にジャーナリストですが、新たな視聴者を獲得し、魅力的な物語を伝え、信頼を得る方法についてのアイデアに満ちています。私は彼女がWIREDに来ることを大変嬉しく思います。これは私たちが急速に変化する瞬間の最も重要で影響力のあるタイトルの一つです」と述べています。
ドラモンド氏も、「2009年にWIREDでインターンをしたことは、私のキャリアを切り開く機会でした。WIREDは私が優れたジャーナリズムの細部を学んだ場所です。WIREDのグローバル編集長として戻ってくることは、私のキャリアの最大の名誉です。始めるのが待ちきれません」と述べています。
彼女のオンラインメディアにおける広範な経歴は、ハードニュース、テクノロジー、ライフスタイルのカバレッジに及びます。VICEでは、彼女はVICEニュースのグローバル展開をリードし、Noisey、Munchies、Rec Room、Motherboard、Waypointなど、全てのVICEデジタルブランドを監督しました。また、オリジナルのビデオレポーティングの成長や、VICE on Twitchの立ち上げを含む、成功したオフプラットフォームの視聴者開発を先導しました。さらに、これらのブランドをVICE TVやVICE Studiosなどで活用する機会を創出する努力も行っていました。