株式会社ARROVA（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：荒井浩介）とAnzu Virtual Reality Ltd.（本社：イスラエル、Co-Founder & CEO：Itamar Benedy）は、日本市場でのインゲーム広告を活用したマーケティング推進に関する戦略的パートナーシップを締結しました。
ゲーム市場は年々拡大しており、特に若年層がゲームに費やす時間は急速に伸びています。2023年には全世界のゲームプレイ人口が30億人を突破し、ゲーム広告への需要も高まっています。ゲーム広告には「インゲーム広告」、「プレゲーム広告」、「オフゲーム広告」の3種類がありますが、特に注目されているのが「インゲーム広告」です。これはプレイを阻害せず、ゲーム中のプレイヤーに違和感やストレスを与えない形で広告を挿入できるため、視認性や注視性に優れた広告フォーマットとして欧米で広く用いられています。
ARROVAは、日本で初めてROBLOXのゲーム内広告の取り扱いを開始し、Fortniteにおける企業の独自空間制作など、ゲームのマーケティング活用における先進的な取り組みを行っています。一方、Anzuはインゲーム広告開発基盤（SDK）を有する欧米市場最大手のテクノロジー企業で、多数のゲーム開発エンジンに対応可能な技術力の高いSDKを提供しています。
今回の戦略的パートナーシップでは、日本においてインゲーム広告を普及させるべく、ゲームパブリッシャー・広告主・ゲームプレイヤーの3者にメリットをもたらす「ゲーム広告エコシステム」を実現していきます。広告主企業は、ARROVAが提供するDSP「InGameADforZ」を利用することで、AnzuのSDKを用いてインゲーム広告を導入している全世界100以上のゲームタイトルおよび1億5,000万以上の月間アクティブユーザーに対して広告配信が可能となります。
AnzuのCEO、Itamar Benedy氏は「日本はデジタル広告の市場規模が世界第4位、ゲーム市場が世界第3位であり、これら2つのギャップを埋めるインゲーム広告の可能性を考えると非常にエキサイティングです」とコメントしています。ARROVAの代表取締役社長、荒井浩介氏も「2024年をゲーム広告元年と位置づけ、ゲームメディアのマーケティング活用を推進しております」と述べています。
