進化する「Claude Cowork」がメディアの情報サービスにも打撃?【Media Innovation Weekly】2/9号

・AIエージェント「Claude Cowork」のプラグイン公開で企業や市場に大きな影響が及んでいる
・SaaSやデータサービス企業が需要減少や下落を経験し、ビジネスモデルの変革を迫られている
・メディア出身の情報企業も事業構造の変化に直面し、AI時代の新たな競争を迎えている

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進化する「Claude Cowork」がメディアの情報サービスにも打撃?【Media Innovation Weekly】2/9号

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今週のテーマ解説 進化する「Claude Cowork」がメディアの情報サービスにも打撃?

Anthropicが1月30日にリリースしたAIエージェント「Claude Cowork」向けの業務特化プラグインが、世界の株式市場を揺るがしています。

法律データベース「Westlaw」を擁するトムソン・ロイターが過去最大となる16%の株価下落を記録したのを筆頭に、推定2,850億ドル(約43兆円)の時価総額が消失しました。業務ソフトを提供するSaaS企業や、データ分析やリサーチを生業とするビジネスインテリジェンス(BI)企業が直撃を受けています。ウォール街ではこの事態を「SaaSの黙示録」と呼ぶ声が上がっています。

プラグイン公開と二つの震源地

Claude Coworkは1月12日に登場したAIエージェントツールで、ユーザーのPC上でファイル操作やブラウザ操作を自律的に行います。1月30日に追加されたプラグインは、法務(契約書レビュー、NDAトリアージ)、財務(モデリング、指標管理)、営業(CRM連携、見込み客調査)など11種類。オープンソースでGitHubに公開されました。LLMプロバイダーが法務ワークフローを自社プラットフォームに直接組み込んだのは初めてのことです。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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