Genspark、ローンチ1年でARR2億5,000万ドル——「自律型組織」を見据えた製品戦略を説明

・AI検索の専門家が設立したGensparkはローンチ1年でARR2億5,000万ドルを達成し、Microsoft等の大手企業と提携している
・AIの能力は高まっているが一部のパワーユーザーに限定されている格差を埋め、全ての人がAIを使いこなせる世界を実現することを目指している
・日本の大手5社が本格利用を開始し、電通では導入2か月で週平均6時間以上の業務時間短縮を実現している

テクノロジー AI
Genspark、ローンチ1年でARR2億5,000万ドル——「自律型組織」を見据えた製品戦略を説明
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AIスーパーエージェントを手がける米Gensparkは、同社のビジョンと製品ロードマップを説明する説明会を開催しました。登壇した共同創業者兼CTOのKay Zhu氏は「未来はすでにここにある。ただ、まだ均等に行き渡っていないだけだ」と述べ、AIの能力を専門知識のない一般のホワイトカラーにも届けることが同社の存在意義だと強調しました。

設立2年、AI検索20年の知見を背景に

Gensparkは2023年、シリコンバレーの中核都市パロアルトで設立されました。共同創業者のKay Zhu氏とEric Jing氏(CEO)は、Google、Microsoft、Baiduの検索部門で約20年にわたりAI検索に携わってきた経歴を持ちます。

同社が掲げるビジョンは、AIが自律的に仕事をこなす世界を実現し、「AIを使いこなせる人」と「そうでない人」のあいだに生まれる格差を埋めることです。Kay Zhu氏は「誰も取り残さないこと。それが我々の最も重要な使命だ」と語りました。

ローンチ1年でARR2億5,000万ドル、Microsoftとの連携も

Kay Zhu氏によれば、自律型エージェント「Genspark Super Agent」のローンチから12か月でARR(年間経常収益)は2億5,000万ドルに到達したといいます。これまでに5億4,000万ドルを超える資金を調達し、現在の評価額は12億5,000万ドルを上回るとしています。

提携面では、OpenAI、Anthropic、Microsoft、Google、Amazonなど主要なAI企業・クラウド事業者と戦略的パートナーシップを締結。OpenAIやAnthropicが最新モデルを一般公開する前に、Gensparkがテストと評価を担う関係にあると説明しました。

なかでもMicrosoftとの連携は緊密で、4月末に発表された戦略的提携により、GensparkはMicrosoft 365にネイティブ統合されます。Azure上で構築された65のエージェントがMicrosoftのマーケットプレイスで提供される予定で、Kay Zhu氏はこれを「MicrosoftにおけるAIエージェント連携のなかでも最高水準のもの」と位置づけました。

「AGIへの5段階」と現場に残るギャップ


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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