地方紙の廃刊が相次ぎ、住民が地域の出来事をSNSで知る時代になりました。英シンクタンクのSocial Market Foundation(SMF)がBBCの支援で公表した報告書「No News is Bad News」は、12万5000件超のSNS投稿を人手で分析し、地方の情報空間に偽情報がどの程度はびこるかを初めて定量化したものです。
そこで浮かび上がったのは、地方ジャーナリズムが弱い地域ほど偽情報が増えるという相関でした。メディア企業にとっては、自社が手がける地域報道の事業価値を測り直す材料にもなりそうです。
SNSが地方ニュースの主要経路に
報告書によれば、英国で地方紙の広告収入は2010年から2020年にかけて70%減少し、2009年から2019年の間に320を超える地方の刊行物が休廃刊したとの事です。定期的に紙の地方紙を読む人は、いまや国民の5%にとどまるようです。






