日本でも次々に立ち上がるD2C(Direct to Consumer)ブランド。メディアやソーシャルメディアを通じてブランドと消費者がダイレクトに繋がり、ユーザーの声を反映するプロダクト開発や、中間マージンを廃することで値段に対する価値を最大化することなどに特徴が見られます。

最近では毎日何かしらのブランドが立ち上がったというようなプレスリリースを目にするようになったほど、D2Cは興隆を見せています。その領域の幅も広がってきました。女性アパレルが特に多いですが、男性アパレル、ファッション、コスメ、フード・ドリンク、サプリメント、そしてペットと、いま日本で展開されているD2Cブランドをカオスマップの形でまとめました。

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※編集部では細心の注意を払ってブランド選定と分類を行っていますが、追加要望等がありましたら、お問い合わせよりご連絡ください

※7月15日に一部のブランドを追加と変更するアップデートをしました

アパレルの領域で目立つのは、「COHINA」(身長の低い人向け)、「over E」(Eカップ以上の人向け)など機能で切ったブランドです。もちろん、従来のブランドのように特定の世界観を持ったブランドも数多く存在します。「ファクトリエ」「FABRIC TOKYO」のように製造方法を変革しようとするブランドも見られます。

シャンプー・化粧品・コスメの領域では、男性向け化粧品という新しいカテゴリを切り開いていく「バルクオム」や、十人十色の好みに合わせたカスタマイズ性のあるシャンプーを提供する「MIXX」「MEDULLA」といったブランドが目立ちます。

フードサプリメントの領域もブランドが増えてきました。機能面で、完全栄養食を提供しようとする「BASE FOOD」や「COMP」、高品質な商品で勝負をする「Minimal」(チョコレート)や「SAKE100」(日本酒)が目立ちます。これらをペット向けにペットフードとして提供するブランドも現れています。

数多くのブランドを俯瞰して見ていくと、中間マージンを廃した低価格で勝負するブランドは意外に少なく、(1)若い世代の新しい世界観に向けたもの(2)テクノロジーによって製造や販売を革新して新しい価値を創造したもの(3)今まで光が当たらなかったカテゴリにフォーカスしたもの、に分類されるように感じました。

Media Innovationの7月特集は「D2Cは消費とコミュニケーションをどう変えるか」と題して、キーパーソンのインタビューを多数お届けしていきます。また、7月24日(水)には5社を招いたイベントも開催しますので、ぜひ足を運んでください。

特集: D2Cは消費とコミュニケーションをどう変えるか

  1. 日本のD2Cブランドカオスマップを大公開!アパレル、ファッション、フードなど幅が広がる
  2. メディア運営がD2C事業参入への鍵だった、コスメで世界を目指すDINETTE株式会社 尾崎社長に聞く【化粧品】
  3. ビジネスウェアのD2Cが店舗を融合したOMOに進化していく・・・株式会社FABRIC TOKYO森社長インタビュー【スーツ】
  4. アスリートが集まりメディア運営からD2Cブランド立ち上げへ、スポーツの変革を目指す株式会社TENTIAL中西社長インタビュー【インソール】
  5. D2Cで目指す世界最高級の日本酒作り、株式会社Clear生駒CEOインタビュー【日本酒】
  6. D2Cの本質はお客様のことをいかに考え抜くか…元インスタグラム事業代表責任者、元日本ロレアルCDOの長瀬次英 氏インタビュー
  7. インフルエンサーのファッションブランド立ち上げを・・・picki株式会社 鈴木社長に聞く【プラットフォーム】
  8. 株式会社StartPoint 小原聖誉 代表インタビュー
  9. 株式会社サティス製薬 山崎智士 代表取締役 インタビュー

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