じげん、留学生・実習生向けに向けに保険販売を行うビバビーダを子会社化

じげんは、日本在住の外国人に向けた少額短期保険の販売を行う「ビバビーダメディカルライフ(以下、ビバビーダ)」の株式を取得し、子会社とすることを発表しました。 目次 留学生・実習生の増加を受けて市場規模は拡大じげんの販路を活用し、業績回復を目指す取得の方…

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じげん、留学生・実習生向けに向けに保険販売を行うビバビーダを子会社化

じげんは、日本在住の外国人に向けた少額短期保険の販売を行う「ビバビーダメディカルライフ(以下、ビバビーダ)」の株式を取得し、子会社とすることを発表しました。

留学生・実習生の増加を受けて市場規模は拡大

近年、留学生、実習生の日本国内総数は増加傾向が続いており、ビバビーダの対象顧客は今後も増加することが予想されています。また、生活者のこまやかなニーズに対応する少額短期保険業界では、異業種からの参入などの影響を受け全体的な市場規模の拡大が続いています。

近年、留学生、実習生の日本国内総数の増加傾向が続いています。法務省によると2018年末の留学生は33万人(前年比8%増加)、実習生は32万人(前年比19%増加)。ビバビーダの対象顧客は、2018年12月施行の「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」によって留学生・実習生が4割程を占める外国人労働者の間口が広がったことから、今後も増加することが予想されます。

じげんの販路を活用し、業績回復を目指す

ビバビーダは2009年に少額短期保険業に登録しており、主に外国人留学生(留学生)や外国人技能実習生(実習生)向けの保険を提供しています。留学生受け入れ先学校や実習生監理団体等へ団体保険を提供、直近の業績は拡大傾向にあるといいます。

今後は、じげんグループの営業基盤や法人顧客外国人ユーザー向けの販路を活用し、ビバビーダの業績回復を目指すとしています。また、将来的には人材、不動産、自動車、旅行といった既存領域での少額短期保険を活用した、新規商材の開発、販売も視野にいれているとのことです。

取得の方法

現預金で、株式取得金額の全額を充当する予定です。新規借り入れやエクイティファイナンスの計画はないとのことです。なお、2019 年3月期末において、当社連結の親会社所有者帰属持分比率は 68.8%、 のれん/資本倍率は0.6 倍と、財務目標(親会社所有者帰属持分比率40%以上、のれん/資本倍率1.0 倍程度)範囲内の健全水準です。

《s.m》

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