ディスカバリー傘下のデジタルビデオパブリッシャーのGroup Nine Mediaが、同業のPopSugarを合併しました。PopSugarの企業価値は3億ドル以上と見られ、PopSugarの元株主は合併企業の約30%の株式を所有することになります。WSJなどが伝えました。

2006年設立の女性向けのライフスタイルやカルチャーをテーマにしたPopSugar。ウェブサイトだけでなく、物販やイベントなどを手広く手掛ける

Group Nineはthe dodo、NowThis、Seeker、Thrillistなどの動画チャンネルを運営する企業で、2006年にディスカバリーが1億ドルを投資して傘下の「Seeker」や複数の企業を統合して設立された会社。今年の9月にもディスカバリーとドイツのアクセル・シュプリンガーが5000万ドルを追加出資しています。前回の調達時の時価総額は6億ドルで、今回の合併により企業価値は10億ドルに近づいたと考えられます。

PopSugarは女性向けのメディアで、小売、美容、消費者向け製品などをクライアントとしていてGroup Nineの主に男性向けのプロダクトとは補完関係にあると思われます。AdExchangeに掲載されたGroup Nine CEOの Ben Lerer 氏のインタビューによれば、PopSugarの創業者らも経営陣に加わるとのこと。また、競合するのは他のデジタルメディアではなく、GoogleやFacebookになるとの見方を示しています。

WSJは関係者のコメントとしてGroup Nineは利益を上げてないものの、過去3年間で売上を2倍に伸ばしているとのこと。一方、PopSugarは既に収益化できているようです。