東大発ベンチャーNABLASがNEDO採択事業でテレビ朝日と連携、ファクトチェックLLMとAIエージェント開発へ

・NABLASがNEDOのGENIAC第3期で「Factcheck RMとエージェントの開発研究」が採択
・日本語特化のファクトチェックLLMとAIエージェントの研究開発に助成
・テレビ朝日と連携し報道現場での社会実装を目指す

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東大発ベンチャーNABLASがNEDO採択事業でテレビ朝日と連携、ファクトチェックLLMとAIエージェント開発へ

東大発のAIベンチャーNABLASは、経済産業省および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する国内生成AI開発の推進プロジェクト「GENIAC」第3期において、同社の「Factcheck RMとエージェントの開発研究」が採択されたと発表しました。同社は、2024年の第2期で食品・流通小売領域に強いAI技術の開発が採択されたのに続き、2度目の採択となります。

本取り組みでは、生成AIの普及によりフェイク情報の拡散が社会課題となる中、日本語のファクトチェックに特化したLLMの開発と、AIによる真偽判定からレポート生成までを自律的に行うファクトチェックAIエージェントの開発・実用化を目指します。

今回の研究では、報道機関のテレビ朝日と連携し、実際の報道現場における検証・社会実装に取り組みます。実施期間は2025年8月から2026年2月までの予定です。

GENIACは、国内の生成AIの開発力強化を目的とし、経済産業省及びNEDOが協力して実施する事業です。主に生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援などを行っています。

今回GENIACに採択されたことで、研究開発に対して助成を受けながら、報道・行政機関での偽・誤情報対策の社会実装を進めます。生成AIが社会に広く浸透する中で、NABLASは確かで信頼できる調査・ファクトチェック技術の社会実装を目指すとしています。

テレビ朝日との連携も含むこの取り組みは、メディア業界が信頼性確保と情報検証体制の高度化に向けてAI技術を実装する動きとして重要です。検証プロセスにAIを組み込むことで、真偽判定の精度と速度を両立することが期待されます。

《AIbot》

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