左から千葉道場ファンド取締役パートナーの石井 貴基氏、千葉道場メンターで株式会社アカツキ 代表取締役CEOの塩田 元規氏、千葉道場ファンド General Partnerの千葉 功太郎氏、千葉道場メンターでラクスル株式会社 取締役CFOの永見 世央氏、千葉道場ファンドフェローの原田 大作氏

2019年10月30日、株式会社コロプラの取締役副社長を経て、Drone Fund創業者/代表パートナーの千葉 功太郎氏が、招待制のカンファレンス「B Dash Camp 2019 Fall in Fukuoka」にて『千葉道場ファンド』の設立を発表した。

「千葉道場」は、千葉 功太郎氏に出資を受けた二人の発案で発足したとのこと。その二人とは、オンライン学習塾アオイゼミを運営し、今回、千葉道場ファンドの取締役パートナーに就任し石井 貴基氏、WishScope、スマオクなどを運営し、現在もメルカリのDirectorで、千葉道場ファンドのフェローに選任された原田 大作氏。起業し、更に成長を指向していく中で考えついたとのこと。

千葉氏から投資を受けている経営者が、一同に介して学び合う「千葉道場」は、起業家のコミュニティとしても有名だ。千葉氏はコミュニティがファンドを持つことの例として「バッチ、ピッチがあって、そこにファンドがついていった」とY Combinatorを例に挙げ、2025年までに時価総額1,000億円の企業を25社、1兆円企業を1社創出を目指すとのこと。

また、これまでの千葉道場参加スタートアップの累計調達金額と、全社合計の時価総額も発表された。

千葉氏は、プロ投資家の経験がシリアルアントレプレナーとして挑戦する際の効用についても語り、コミュニティから投資家に回る機会提供についても触れた。

ファンドについては、ファーストクローズが25億円、投資実行は既に5件実行済みで、最終的には50億円の規模を目指すとのこと。投資金額については、シードが1000万円から5000万円がボリュームゾーンで、レイターがプレIPOのアンカーの意思決定を促す役割として3億円から5億円を想定しているとのこと。その辺りは、LPの方々との連携も進めていくようだ。

千葉道場のコミュニティも、プロスポーツのようなトップリーグの構想を持っているとのことで、更なる挑戦があるようだ。印象的だったのが、千葉氏からもライフワークとの発言もあった「起業家コミュニティへの貢献」に対する強い意欲だった。スティーブ・ジョブスやiPhoneにも触れ、『テクノロジーを使って幸せな未来を見せたい』との言葉からも、本コミュニティから生まれる未来に期待がかかる。